自然にカエルS、チップ交換メンテナンス
我が家の自然にカエルS、2020年5月に導入、2020年6月に諸事情によりチップの全交換を行い、それから順調に4ヶ月経過し、チップを半量交換するメンテナンスの時期が来ましたので、そのレビューです。
用意するもの
- 4~5ヶ月間しっかり使い込んだ自然にカエルS
- 付属の不織布製きんちゃく袋(しっかりした厚さであれば市販品も使えそう)
- 替えのチップ
- メッシュ穴5mm角程度のふるい(今回は小さめの粒が多かったので3mmメッシュにしました)
- スコップ(園芸用のスコップがオススメ)
- 新聞紙等の敷くもの
- 小さめの袋(分解し切れなかったゴミなどを取り分ける用)
- マスク、手袋(気になる方は使いましょう)
事前準備
- チップ交換の3~4日前からゴミの投入を止める
→生ごみがしっかり分解されてから作業を行うと精神衛生上も良いです。
- ゴミを投入しなくてもしっかりと攪拌は行う
ちなみに嵩が減ったと感じるかもしれませんが、水分が無くなったためです、混ぜるとチップが舞うようなら少し水を加えて湿らしましょう。
直前の準備
- チップやゴミの破片が散らばる可能性がありますので、新聞等を敷く
→意外と飛び散ります。
- 小さい子や犬や猫などの動物が近くに居ないように気をつける
交換作業
- ふるいにチップを入れ、不織布に落とす(量を入れすぎても振るいにくいだけなので、欲張らずにしましょう)
- ふるいに残った分解できなかった大きなゴミは分け取る
- 容量の半分程度まで不織布に移したら取り分け作業は完了
- 自然にカエルSに残ったチップに大きなゴミが多いなと感じる場合は、自然にカエルSの中のゴミもふるいに掛けて取る
今回は全量ふるいにかけました。完璧かつ綺麗に分けとる事は不可能ですので、ある程度であきらめましょう。多少ゴミが入っていても分解能力は変わりませんし、分解できるものであれば時間が掛かっても分解されていきます。
分解できなかったもの
今回、我が家のコンポストで分解できなかったものを一覧にしてみました。見た目も良くないものもあったので、個別の画像は無しにしています。
- 黒くて薄いカサカサしたもの(おそらくバナナの皮)
- 根っこっぽいもの(豆苗のものかな?)
- ネチネチした粒(米粒や油脂などが分解中に固まってしまった何かでしょうか・・・)
- 繊維質(バナナの皮やヘタだと思います)
しっかりとした繊維質は分解されずに残ってしまいますね。根っこも土の中で微生物の分解に対して抵抗するので、分解しにくいもしくはほぼしないようです。勉強になりました。
粒に関してですが、これは米粒など分解しやすいけど塊になったものが、混ぜるのを怠った時に固まってしまったのだと思います。子供が生まれてバタバタしていた時に2、3日撹拌できない時があり、撹拌を再開した時にチップが塊になりポロポロになったなと思うことがありました。
使用前後のチップの様子
メンテ前
粒や繊維質、黒いゴミが多いと思います。全体的に暗い色になっています。
メンテ後
メンテ後はチップの見た目が均質になり、フカフカしています。固体状の物質はかなり取り除けたんじゃないでしょうか。水分量は少し少な目になっていますが、これから野菜クズが投入されますからしっとりしてくるでしょう。
色の違い
使用したチップは色が濃くなっています。正直ここまで色の違いが出るとは想像していなかったので、驚きました。
使った道具
今回使った道具は下記の通りです。園芸もされている方は流用、もしくは購入すると良いと思います。
- 園芸用のふるい(1mm,3mm,5mmのセット)
- 園芸用のスコップ
- Amazonの緩衝材に使われていた紙
- ゴミ袋(取っ手付きのビニール袋)
最後に
自然にカエルSの中も掃除できたので、スッキリしました。これまでたくさんの生ゴミを分解してきてくれ、夏場のゴミによる悪臭問題も解決してくれてありがたい限りです。これでまた4ヶ月ほどしっかりと分解してくれる事でしょう。
ちなみにこのチップ入れ替え作業の所要時間は準備含めて30分程度でした。半量だけの交換や、もっとサクサク出来れば15分程度でも終わるかもしれませんね。