こちらの記事でジュニアコンパクトバーナーを紹介しましたが、それを少しの手間で使い勝手を向上させる記事です。
キャンパーの人たちにコンパクトなカセットコンロと言えば?と聞けば、結構な割合でジュニアコンパクトバーナーの名前が挙がってくると思います。これ、すごくいいんですが、少し手を加えるとさらに良くなるんです。
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
名前の通り非常にコンパクトなストーブなのです。
折りたたむとこんな感じです。この収納時にゴトクがカタカタなるのは仕方ないと思うんです。
しかし!!開いた状態で傾けたりするとゴトクが動いてしまうのは問題だと思うんです。使ってる最中に少し動かしたときに何かの拍子に畳まれてしまうと五徳は熱々なので、困るんですよね。
この記事は、それを改善しようとするものです。
ゴトクの改良方法
五徳を抑えるための爪の生え方を修正し改良します。
改良前
爪が外向きになっているのです。これがゴトクが遊んでしまう原因です。
改良後
ゴトクにぴったりと爪が当たるように修正します。この修正には少し工夫が必要で、ただ単にグイっとやるだけだと内側に曲がりすぎたり、爪の形が歪んだり良いことがありませんので、工夫して修正します。
爪の修正方法
必要な道具
- ラジオペンチ(オススメはソフトタッチのラジオペンチ)
- 失敗した場合→精密ドライバー
加工方法を写真に撮りたかったのですが、一人ではなかなか難しく断念しました。。。やってることは単純で修正は2段階で行っています。
- ゴトクを展開して爪に載せる
- ゴトクを爪に挟んだ状態で、ラジオペンチで爪の先を五徳と平行になるように押さえる
- ゴトクを畳む
- 爪の先端を咥えて、ほんの少し内側(火点側)に入れる
注意点:内側に入れすぎるとゴトクが咥えられなくなります。入れすぎてしまった場合は精密ドライバーなどで外側に戻して再チャレンジしましょう。
これで、爪の根元はゴトクの幅にぴったり合った状態、爪の先は少しゴトクの幅より小さくゴトクを押さえられるようになります。この少し小さいのが、爪がゴトクを咥えてホールドしてくれます。
この改良のポイントですが、爪の金属の先が丸められていることがポイントです。角が立っていると、上手く加えてくれません。
完成
爪の先で抑えられるように爪を若干内側に入れると完成すると逆さまにしても落ちません。これで、ジュニアコンパクトバーナー生活が捗ります。お金もかかりませんし、ほんの少しの工夫で満足度が向上するので面白いですよね。