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自動散水システムを組み立てた記録

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ベランダで植物を育てていますが、1週間ほど家を空けることがあり(想定され)、植物に水やりをするべく自動散水システムを組み立てました。市販のキットよりも安く仕上げる(目標15000円以下)、もしくは同じ価格帯になったとしても付加価値を付けることを目標にキットは買わずにパーツ類を集めて組み立ててみました。

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自動散水システム

我が家のベランダガーデニングの設備等

  • ベランダに水道あり
  • 植木鉢(特大3個、大1個、中3個、小2個)
    特大3個は全てフェルト製
  • すべての距離は3m以内、高低差1m程度

という状況です。

購入した資材

今回、購入した資材は下記の通り。5000円を少し超えた程度で全然許容の範囲内です。

自動散水システムを組み立てた記録
メインとなるパーツ類

メインはやはりこれのタイマー。

電磁弁とRasberryPiなどでも出来ると思いますが、今回はそれの前段階(?)ということで省略。

またプッシュフィット継手ですが、こういったものです。理化学機器(エアラインとか超純水製造装置とか)などを扱ったことがある人は見た記憶もあるかと思います。接続と取り外しは簡単なのにしっかり接続できるので、良く使われています。今回はこれを利用して各植木鉢に水を供給します。

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その他すでにあったもの

我が家のベランダに蛇口がありまして、その蛇口の口をワンタッチのものに変えていました。やはりワンタッチが便利で確実です。手放せません。

余談になりますが、マンションのベランダに蛇口が無かった物件にも住んでいたのですが、その時は、「Takagiの全自動洗濯機用分岐栓 B490」を利用していました。これはほんと、どの家庭でもオススメ。玄関前などを水で流したりするのも便利だし、窓掃除で外側を水で流すのにも使えて本当に便利でした。

本当に必要だったパーツ

実際に組み立てている中で、本当に必要だったものが見えてきました。それが下記の品。

取扱説明書

自分の備忘録のために載せておきます。

LIFELEX 水やりタイマーLFX09-7573

散水キット

英語ですが、まあ、イラストでほぼ意味は理解できると思います。
ちなみにコネクタの接続時にはホースをお湯で温めておくことをオススメします。

運用状況

初期ver.0

とりあえず付けて見た状態はこちら。長期的に使うと散水栓への負担と、カップリング部のOリングがダメになりそうなので、改良の余地ありまくります。

改良版ver.1

部品に無理をさせていたので、その対策と合わせて、ホースリールも付けてベランダで水を使いやすくしました。(ホースリールに関する内容はこちらを参照ください

運用し始めて2か月経過しているのですが、水加減がなかなか難しいのと、万が一の漏れ、破損などが想定されるので、完全放置とはいきませんでした。

春先は3日に1回、10分間で問題ありませんでしたが、植物の活動が活発になって来ている時期になると2日に1回程度の頻度になりそうです。また、水をよく消費する大きなオリーブがあるので、これに合わせてしまうと、1日1回でもいいのではないかと思う土の渇き具合です。

今のところ、水漏れなどの不具合なく運用できています。

課題

運用していく中で課題も見えてきました。

  • 完全に信用してしまうことは出来ない
    蛇口を開けっ放しにしておくリスクや、散水部の不調で水が出なくなるリスクなどは畑などで大規模に行うものであれば1個ぐらい無視できると思いますが、植木鉢の場合は致命的です。
    したがって、一定期間ごとに動作の確認は必要です。
  • 水やりの頻度が違うものを同時に管理するのが難しい
    我が家の場合、水分の消費の激しい大きなオリーブと、水分の消費が少ない小さなオリーブなど水の要求量が全く異なります。
  • 散水方法によってはベランダが汚れる
    滴下給水だと汚れは少ないですが、スプレー方式の場合、当然、周囲がビショビショになります。水道水にカルキ分が多い場合は、水垢が残りますし、そもそもホコリなどが集まり固まってベランダが汚くなりますので、こまめな掃除が必須です。

そもそも、不在時に任せる程度でイメージしていたので、完全に任せるっておかしい話なんですけどね。

最後に

サボれるところはサボって植物を愛でようとするのは、本来植物によく目を向けて病害虫に侵されていないかなどを確認しないといけない作業をしていないので、あまり褒められたものではないのですが、長期出張時などは死活問題なので、植物を育てている家のインフラとして今回設置してみました。

もしかすると稼働よりも紫外線による劣化で故障するのではないか?という懸念もありますが、素人が作ったという意味で個人的には満足の出来です。

資金に余裕があるならこちらが圧倒的におすすめ。ホース径も太いですし、安心のTakagi製です。

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