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ついにオゾン発生器OZ-2Sが故障【4年稼働】

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オゾン発生器OZ-2Sが故障

悲しいお知らせです。ついに我が家の初代オゾン発生器OZ-2Sが故障しました。
メンテナンス(掃除等)をはさみながらですが、4年間ほぼ毎日稼働してくれました。

OZ-2Sはすでに販売停止になっていますので、当然ながらサポートも終了しています。昔記事にした時に撮影したものを載せますが、撮影場所も前の住居の明るいフローリングの床です。

やはり新品は綺麗だったのですね。今となってはオゾンによって酸化された謎の物質によってペトペトしますし、その影響もあり黄ばんでさらに艶々です。

故障診断(判断)

故障は運転表示のLEDが消灯していたことで気が付きました。
以下、私が実施した故障診断のフローです。

  1. 本体の動作確認(オゾン発生有無)
    電源ランプが切れて付いていないだけかもしれませんので、念のため確認
  2. DCアダプターの故障確認
    稼働中のCS-4にOZ-2SのDCアダプターを接続し、DCアダプターの動作確認。
    テスターでも可能です。DCモードで電圧でも見てあげればよいでしょう。
  3. OS-2Sの動作確認
    CS-4で使用しているDCアダプターで動作確認します。
    12V 200mA以上のDCアダプター(φ5.5×φ2.1mm)でも代用可能です。
  4. 分解し、回路基板の損傷確認
    はんだの腐食を確認したが、導通不調になるレベルではなかった
  5. 基板に乗っている電子部品の損傷確認
    ここで破損している部品を発見しこれにより動作停止に至ったと診断。

まあ、ほぼ基板が損傷していると思っていましたが、当たり前にチェックできる部分をチェックしてからの分解を行いました。
故障したらどこが壊れたのか気になりますよね。息をするようなレベルでさらっと分解してみました。

故障個所

基盤はかなり腐食していました。本機は高電圧による風を発生させずに動作するものですので、本体内部にオゾンが溜まりやすい環境だったのかもしれません。そもそも高電圧が発生する基板なので、そこでもオゾンが生成していたのかもしれませんが。。。

今回の故障原因はバリスタの破裂のようです。Wikiによると「定格を超える場合、破損し飛散する場合がある」とのことですから、イレギュラーな入力もしくは出力があったということなのでしょう。。。総じて寿命ということになりますね。

破裂したバリスタはMurataの「D 223S 12-22」のものです。日本製の部品ですね。正式な品番は「VFS9VD31B223Q55B」のようですが、バルクでしか売ってない気もします。

良く調べてみるとまさかの生産中止になっている部品でした。村田製作所HPによると生産中止日:2020/09/30とのこと

ちなみに表記の仕方のルールは下記の通りのようなので、同等品を見つけることは可能に感じます。

特性 : D(温度特性記号:D3)
静電容量 : 3数字表示
静電容量許容差: 記号表示 S(± 50
20 %品)
定格電圧 : 文字表示 (12V→12)
バリスタ電圧 : 文字表示 (22V→22)
社名 : 略号表示 M

最後に

直せるような気がするけれど、直すか。。。?と言われれば、基板もかなり傷んでいますし、微妙なところです。個人的にはお世話になった機種なので、復活させてあげたい気持ちはありますが、良く考えると回路基板の部品を交換してまで直さずに休ませてあげたいという気にもなります。

今回はそのまま修理せずに新しいOZ-3を調達することにしました。すでにリビング用に1台あるのですが、仕事場にもほしいのです。。。(これで1.9万の出費か。。。)オゾンの消臭能力は絶大ですから手放せません。

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