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【自然にカエルSレビュー①】生ごみ悪臭対策に家庭用コンポストを導入!!

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ついに家庭用コンポストを導入しました!!!導入したのは「自然にカエルS SKS-101型」という手動タイプのバイオ式のコンポストです。
いつも夏になると生ごみの腐敗が進んだ臭いに悩みが絶えず、いっそのこと「臭いものには蓋をしてしまえ!!」と密閉系のごみ箱に変えてから、今度はゴミ箱の中の激臭に嗚咽しながら、ゴミ出ししていたものです。。。今はコロナの影響で巣篭もり消費で自炊をしている人も多いと思います。生ごみって意外と大量に出るし、保管してると臭いも出てきて困るんですよね。

我が家も自炊割合が高まっている中、今年は去年までのように苦行をしないようにと心に決めて室内で使えるコンポストを導入することにしました。

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自然にカエルS SKS-101型

今回購入したのは、マンション住まいでも運用しやすい好気性の微生物を利用したバイオ式生ごみ処理機(コンポスト)の「自然にカエルS SKS-101型」にしてみました。

毎日しっかりハンドルを回して内容物を攪拌してお世話してあげれば、においもなく毎日700gずつ投入でき、メンテナンスフリーで3~4ヶ月連続運用が出来るとのことですので、非常に使い勝手が良さそうです。

いざ開封

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)開封しての感想:「思ったよりデカい」

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

デザインは嫌いじゃないです。キッチンの隅に置いていても変な印象は感じません。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

レビューで噂の金網

さて、一番不安だった金網です。気が付いたら取れてたなどどいうレビューがあり心配になっていましたが、パッと見た感じでは大丈夫かなって思います。金網の上に物を置いたりしていたのでは?なんて思ってます。この辺も時間が経ってからレビューします。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101) 【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

この留め具、これに金網が噛んでいるのでしょうけれど、頑張れば治せそうですね。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

メッシュ部分はワンタッチで開く

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

 

エコパワーチップW

気になってた消耗品。エコパワーチップWですが、おがくずの色より濃いので、微生物が含まれる液体が含まれているのでしょうか。

臭いは健康的な土の臭いで、不快なにおいはありません。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101) 【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

軽さからしても、少し湿ったおがくずですね。【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

 

容器の底

空っぽの底はこんな感じ。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)回し残しがないように容器の底は丸くなっています。隅に溜まって腐敗するということも防ぐ構造でよいと思います。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

 

運用準備

チップ8L投入時点

半分入れ替え時の目安になります。おおよそ攪拌羽のシャフト部位が半分ぐらいです。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

16L投入時点

全量入れた様子です。横に目安が書かれているので、野菜くずを入れた量に対してどのぐらい体積が増えたかよく分かるのでしょうね。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

水を投入

さて、微生物を休眠から復帰させるために、基材に水を与えます。

水の量はコップ2杯分ぐらいが程よいらしいですが、説明書には量が書かれていないのです。コップも大ジョッキなのか、おちょこなのかによって基材に注ぐ水の量は変わってきますよね。。。とりあえず様子見として、我が家ではいつも使っているコップを2杯分注いでみました。量を測ってみたところおよそ450mL分でした。これをゆっくりと混ぜながら投入しました。ちなみに写真はこだわりの花瓶(理科実験用のコニカルビーカー)です。

程よくパサついていて、かつホコリも舞わずに良い感じです。どうせ野菜を入れれば水分で湿気ますし、500mL程度を目安に入れれば良さそうです。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

良く攪拌する

攪拌しながら水を注ぎ混ぜましたが、やはり少しダマになっていそうなので、しっかりと混ぜて空気と水分を均質にします。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

完了です。これで24時間後から徐々に生ごみを投入できます。本格始動は休眠明け1週間後のようですが楽しみです。しっかりと目を覚ましてくれることを期待して今は温かく見守っておきます。ちなみに投入量の目安は、本格始動時は1日当たり700g程度、運用開始1週間程度は350gぐらいが目安とのことです。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

レビューでも話題のハンドル

「弱弱しい」とか「1年持たなそう」などと言われていますが、そんなに不安は感じません。おそらく少しずつ改良がなされているのでしょう。

しかし、ハンドルは攪拌用のシャフトに直結ではなく、間にギアが噛んで減速している構造なので、ねじが緩んでいるとかそういうのでガタつく可能性があります。おかしいなと思ったら無理に回さず、ねじの締まり具合やどこがガタついているのかをチェックしたほうが良いかもしれません。

ギア素材もエンプラなどではなさそうですし、強度は不安なところは正直あります。ただし、そもそも攪拌が重くてギアに負担がかかるのは、チップが湿気過ぎなので、適切に使用しろということのようです。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

朝晩に左右にそれぞれ12回攪拌します。12という数字を忘れそうだなって思っていましたが、ハンドルのところに書いてくれていると助かります。

【レビューその①】家庭用コンポスト導入記録(自然にカエルS SKS-101)

 

メリットとデメリット

家に届いてしばらく運用してみた後の自然にカエルS SKS-101型のメリットとデメリットです。

メリット(オススメポイント)

メリット(オススメのポイント)は下記の通りです。

  1. 電源不要
    →ハンドルを回すだけなので置き場所さえ決まればコンセントも不要です。
  2. 臭いがない(少ない)
    →基材の臭いしかしません。
  3. 常温でも分解可能
    →自然とほんのり温かくなってくれます。
  4. 使用後は肥料になる
    →ベランダガーデニングにしている私にとっては家庭で肥料が作れるのでうれしいです。

この中で、一番オススメなのは何といっても、電源不要であること。皆さん懸念されている臭いについては、長めの期間運用してみないと何とも言えないので追記、もしくは別の記事で記述していきます。

 

デメリット

主に下記の2点でしょうか。

  1. 最低、毎日朝晩に右回り12回、左回り12回(合計24回)かき混ぜる必要あり
  2. 交換チップが意外と高い
    (おがくず主体の基材なので、代用出来そうですが。。。)

毎日クルクル回すのは仕方ないと思います。コンポストはぬか床と同じと言う人も居るようで、毎日少しでも手入れしてやる必要があります。今のところ私は楽しく混ぜられています。
また、交換チップは、使用方法が上手ければ追加で交換チップを購入すれば2年ほど購入する必要はないらしいので、2年で5000円と思えば、まあ、いいかな?と思えるレベルではあります。

 

自然にカエルSの使い方

自然にカエルS SKS-101型は空気を好む微生物を利用した生ごみ処理機なので、下記の使い方ポイントよりもまず「攪拌して空気を含めること」が重要になります。空気を入れることで、嫌気性の菌の繁殖が抑えられ、腐敗が抑制されます。

使い方のポイント

  1. 細かく切る。
  2. 水分を良く切る。
  3. 多く入れたら次回は少なめにする。
  4. 人が食べるものをメインで入れる。
  5. ゴミは長時間放置せずその日のうちにすぐに入れる。
  6. 野菜はレンジでチンして火を通して水を切っておくと分解促進と虫予防にもなる。

 

処理出来るもの、出来ないもの

こちらに記事にしています。

【自然にカエルS運用記録】入れて良い物と入れ方
バイオ式のコンポストを運用していますが、それに入れていいもの悪いもの、注意しないといけないものをまとめてレビューしてみま...

が、ざっくりですが処理出来るもの、出来ないものはこんな感じ。
人間が食べれそうなものは総じてOKです。火にかけて焦げるもの、火を通して水が出てくるものはOKなようです。

入れてよいもの

  1. 野菜くず
  2. 炭水化物
  3. 卵の殻
  4. 茶葉、コーヒーがら
  5. 病気にかかっていない刈り取った草花
  6. 乾燥させた芝や雑草
  7. 火の通った肉、魚

入れるのを少量にする、避けるもの

  1. 生肉・生魚
  2. 玉ねぎやトウモロコシ、竹の子の皮など繊維質なもの
  3. 小さな骨

入れてはダメなもの

  1. 大きな骨
  2. 貝殻
  3. 石炭や木炭の灰

 

懸念点に対しての対策

悪臭は?

正しく運用できている場合は、基本的に土の臭いしかしません。ただし、生魚、生肉などを投入した場合、臭い(アンモニア臭)が発生するようです。これの対策としては、レンジで加熱して火を通すと臭いは軽減されるようです。また、重曹を少量かけると臭いが軽減するようですが、基材へのダメージ(微生物への影響)が心配です。
また、水分が多くなりすぎたりした場合は空気の供給が間に合わず腐敗が進み、悪臭が出るようです。水切りしたり、レンジで加熱してから投入するなどして基材を乾燥気味を維持できれば、ほぼ無臭と思ってよいと思います。

ゴキブリは?

彼らは髪の毛も食うような雑食性ですが、基本的には有機物が分解されれば寄って来ることはありません。また、蓋があるのでむやみに開けてない限りは来ないと思ってよいと思います。コンポストが原因で来るというよりも他のものに吸い寄せられてくるというのが正しいのかもしれません。

コバエ(ハエ)は?

こちらも有機物があれば来る可能性があります。小さいので蓋の隙間に潜んで空けたときに侵入されたり、水分を切っている途中の生ごみに産卵され自然にカエルSの中でふ化すると中から発生する可能性があります。しかし、適切に運用できていれば分解の際の熱で発熱しているので、ふ化する可能性は限りなくゼロに近いと思います。

 

消耗品は?

自然にカエルS SKS-101型に使用する消耗品は、エコパワーチップ8Wを2袋ですが、これの材料は酵素活性作用補助剤と杉・松などのチップ(おがくず)を使用しているようで、チップの産地は三重県産のようです。
このチップは好気性菌と嫌気性菌が状況に応じ、有機物を分解するとのことです。分解にすることで生ゴミの減少率は90%以上になるとのことです。この減少率はおそらく体積比です。

コメント:酵素活性作用補助剤って何だろうと思っているのですが、これ、実はシンプルでただの「米ぬか」なんじゃない。。。?と思うようになってきました。分解のために温度を上げる必要がありますが、カロリーの高い米ぬかを入れることで分解を促進する。多分正解のような気がします。

消費頻度

チップ材の交換は4~5ヶ月に一回行い処理機内の半分を入替え交換します。取出した半分は、次回の交換時に処理機内に戻して再利用が可能です。基本セットと交換チップで交互に養生して再利用していくと約2年間使用可能とのことです。

 

付属書類

すごく参考になることが書いています。また、購入時の決め手にもなりそうなので、ぜひ導入して!ということで載せておきます。

取扱説明書

保存版 自然にカエルSの上手な使い方

完全!カエルシリーズ使いこなしガイド

最後に

これでどのぐらい生ごみ臭が我が家から消えるか楽しみです。温度と湿度、臭気がログ出来ると良いのですが、そういった高度なものはコンポストの運用が軌道に乗ってからにしたいと思います。

また、自治体への助成申請もする予定なので、そのあたりも含めて記録していきたいと思います。

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