私のスマホは、2016年に購入したXperia X Performanceです。この機種も当初フラッグシップだ!!と言われており、意気揚々と買ったものですが、これがどうも誤認だったようです。
SONYは一貫してXperia XPのことをフラッグシップとは呼んでおらず、ハイエンド機と呼んでいます。そして、Xperia XP発売の3か月後、「Xシリーズ初のフラッグシップのXPERIA XZ」が発売されます。
ありえないでしょ・・・
という愚痴はまた別途書くとして、そろそろ電池寿命のようなので、どのぐらいのものなのか確認する方法を調べました。(次の機種は、Xperia1Ⅱを購入しました。詳細はこちら)
一般的な電池状態の確認の仕方
- 「設定」-「システム」-「端末情報」-「機器の状態」-「電池性能表示」
- 「内臓電池の充電能力は良好です(80%以上)」などとコメントが出る
表示は下記のように変化します。
- 内臓電池の充電能力は良好です(80%以上)
- 内臓電池の充電能力は良好です(50%~80%未満)
- 内臓電池の充電能力は低下しています(50%未満)
でも、これじゃないんです。。。3年も使ってて電池の減りが以上に速いと思っているのに80%以上です、なんて信じられません。
80%ぎりぎりなのか、90%近いのか。。。80%ぎりぎりならもう端末寿命かと諦めが付きますし…そこで、調べてみると別の方法がありました。
サービスコード *#*#7378423#*#*
怪しいコードのように見えますが、Xperiaのサービスコードです。
メーカー等が端末の状態を正確に確認するためのコードで、変な挙動をするコードではありません。
- Xperiaでダイヤルアプリを開く
- 「*#*#7378423#*#*」と打つ →自動的に画面が遷移
- Service tests をタップ
- Battery Health test をタップ
- Actual Batt(uAh)の部分に容量が表示される
正常値であれば、メーカー呼称の電池容量を1000倍した値が出るようです(単位のμAhとmAh表示の違いです)。
Xperia X Performanceのメーカー呼称の電池容量は2570mAhなので、まあ、そんなもんかな。。。って感じですね。
Xperia(一部)の電池容量とActual Batt.の値の予想値
機種名 | 電池容量 | Actual Batt.の値(予想) |
XPERIA XZ | 2900mAh | 2900000 |
XPERIA X Compact | 2700mAh | 2700000 |
XPERIA XZs | 2900mAh | 2900000 |
XPERIA XZ Premium | 3230mAh | 3230000 |
XPERIA Performance | 2570mAh | 2570000 |
XPERIA Z5 | 2900mAh | 2900000 |
XPERIA Z5 Premium | 3430mAh | 3430000 |
XPERIA Z5 Compact | 2700mAh | 2700000 |
XPERIA Z4 | 2930mAh | 2930000 |
XPERIA Z3 | 3100mAh | 3100000 |
XPERIA Z3 Compact | 2600mAh | 2600000 |
XPERIA Z2 | 3200mAh | 3200000 |
XPERIA ZL2 | 3000mAh | 3000000 |
ちなみに、新品の電池であれば、総じて大きめの値が出るようです。使用する中で劣化しますので、どうしても小さくなるようです。
サービスコード *#*#4636#*#*
- Xperiaでダイヤルアプリを開く
- 「*#*#4636#*#*」と打つ →自動的に画面が遷移
- 電池情報をタップ、
- 電池残量、電池の電圧や温度などが表示される
これも一部の機種・バージョンだけだそうです。
Xperia X Performanceは表示されませんでした。
最後に
最初の続きになりますが、フラッグシップっぽい謳い方で、3か月経たないうちに型落ち、しかもただのハイエンドで派生型でしたなんて。。。こんなのソニーの『開発18か条』に反してるでしょ・・・
いつからSONYはこんな風な会社になってしまったのか。
ソニーの『開発18か条』
第1条:客の欲しがっているものではなく客のためになるものをつくれ
第2条:客の目線ではなく自分の目線でモノをつくれ
第3条:サイズやコストは可能性で決めるな。必要性・必然性で決めろ
第4条:市場は成熟しているかもしれないが商品は成熟などしていない
第5条:できない理由はできることの証拠だ。できない理由を解決すればよい
第6条:よいものを安く、より新しいものを早く
第7条:商品の弱点を解決すると新しい市場が生まれ、利点を改良すると今ある市場が広がる
第8条:絞った知恵の量だけ付加価値が得られる
第9条:企画の知恵に勝るコストダウンはない
第10条:後発での失敗は再起不能と思え
第11条:ものが売れないのは高いか悪いのかのどちらかだ
第12条:新しい種(商品)は育つ畑に蒔け
第13条:他社の動きを気にし始めるのは負けの始まりだ
第14条:可能と困難は可能のうち
第15条:無謀はいけないが多少の無理はさせろ、無理を通せば、発想が変わる
第16条:新しい技術は、必ず次の技術によって置き換わる宿命を持っている。それをまた自分の手でやってこそ技術屋冥利に尽きる。自分がやらなければ他社がやるだけのこと。商品のコストもまったく同じ
第17条:市場は調査するものではなく創造するものだ。世界初の商品を出すのに、調査のしようがないし、調査してもあてにならない
第18条:不幸にして意気地のない上司についたときは新しいアイデアは上司に黙って、まず、ものをつくれ
次はSONY以外のスマホ。。。と言えば、中韓が席巻してしまって、もう次はPixelかな。
PixelもHTCだから台湾か、どうせなら日本メーカーにしたいけど、瀕死だもんな。
SONYもこんなだから、こんな恥ずかしい本書かれるんだよ。。。