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【災害用に】JVCケンウッド ポータブル電源を購入

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最近地震も増えているように感じますし、JVCケンウッドのポータブル電源を購入しました。価格としてもかなり高めなので、購入したいけど、明確な使い道が見えてない中で購入に踏み切れない方も多いと思います。
見切り発車もいいところですが、買ってしまいましたので、レポートします。

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JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-C

購入したのはこちらのJVCケンウッドBN-RB6-Cという機種。

容量626Whのポータブル電源で、シリーズの中では真ん中の容量を持つモデルです。しかも、この機種はAmazonなどでもよく見かけ、アメリカでのシェアが高いJackeryとのコラボモデルとなっているのです。 Jackeryから技術提供され、JVCが製品のスペックを作って生産されたもののようです。それで「国内メーカー品質モデル」などという謎の呼称をされているようです(お気付きの方もいると思いますが、Jackery 700と見た目が瓜二つです)。

アウトプットは充実しており、いろいろな用途が考えられます。100Vコンセント、USB-Type-A、シガーソケットの3WAY電源で、出力500W(瞬間最大1,000W)という感じなので、ポットなども十分使えるのではないでしょうか。

特に災害時にお湯を沸かして魔法瓶のポットで保温するのに最適なので、子育て世代に電気魔法瓶ポットとの組み合わせは相性は良さそうと感じています。湯沸かしは負荷が大きいにしても、保温の電力であればいくらもしませんから、最適な使い方に思えてきます。

パッケージ

パッケージはこんな感じです。ちなみに梱包状態で9kgぐらいあるので、意外と重たいです。

本体

この本体を見て「昔のラジカセを思い出させるレトロ感がある」と妻は言っていましたが、丸みを帯びた独特なデザインだと思います。

これにみっちりとLiイオンバッテリーが詰まっていると思うと、安全装置があるとはいえドキッとしますね。無理な使い方はしないほうが賢明だと思います。

製品ラベルには次のように書かれています。

型名:BN-RB62
入力:12V-24V DC96W
出力:AV100V 5A 60Hz*2(合計500W、瞬間最大1000W)
   DC5V 2.4A (USB-Type-A*3)
   DC12V 10A シガーソケット*1
   DC12V 7A Φ6.5mmDC端子*2 
容量:626Wh(29Ah/12.6V) 174000mAh
充電温度:0~40℃
動作温度:-10~40℃

動作温度は、一見すると広く見えますが、Liイオン2次電池の性質上、温度上下限の両端は性能が著しく落ちるので、5℃~30℃という感じでしょうか。特に高温での使用(充電も)はバッテリーの膨張などを促進しますので、危険です。

充電器

付属の充電器(品番:HKA12024038-8B)は、ACアダプターは出力DC24V3.75A(90W)のものでした。さすがに大型のACアダプタが付属していました。スーパーで売っているコンニャクぐらいのサイズがあり、なかなか圧迫感があります。

メーカーはHuntKeyなる中国のメーカーの物でした。PC関係の電源に関して製品ラインナップを持っているようでしたので、まあ、変な会社ではないかなという印象を持っています。

ちなみに入力はAC100V~240Vなので、海外でも使えそうですが、そもそも本体は大容量のLiバッテリーを積んでいるので航空機での輸送NGなはずで(貨物だと何かルールがあるのかもしれませんが)、海外旅行のお供として持ち歩くのは難しいでしょう。

製品紹介

製品紹介の文章を載せておきます。参考になるようなならないような。。。という感じの文章です。容量の参考にはなりそうですね。
災害時に使いそうな

  • LEDランタン(12W):約44時間
  • 電気毛布(60W):約8時間
  • 扇風機(30W):約17時間
  • 小型炊飯器(360W):約3回

なんかは、具体的でイメージが湧きやすいですね。この稼働時間を多いとみるか、少ないとみるかですが、あるだけマシというのが私の意見です。

【小型&高出力】高性能リチウムイオンバッテリー搭載により、コンパクトボディながら高出力を実現。使い勝手の良い滑り止め付き折りたたみハンドル&様々なシーンにマッチするデザイン

【大容量626Wh】大容量バッテリー搭載により、様々な機器を長時間使用可能。キャンプから防災まで幅広く活躍できます。最大電力500Wの機器が給電でき、多数の設備や端末に対応できます。スマートフォン(15W)が約35回、LEDランタン(12W)が約44時間、電気毛布(60W)が約8時間、扇風機(30W)が約17時間、小型炊飯器(360W)が約3回、32型液晶TV(80W)が約6時間使用できます。充電中は大容量のため、充電中は温度が上昇しますので、布や毛布でおおったり包んだりしないでください。ご使用時は換気の良い場所で充電をお願いします。

【高い安全性】独自の安全基準による検証を実施した国内品質 「Tuned by JVC」モデル。安全性高いリチウムバッテリーを採用し、バッテリーのエネルギー効率を最適化した同時、バッテリー寿命の延長も実現しました。また、BMS(バッテリーマネージメントシステム)により電圧や温度を適切に管理し、過充電および過放電を防止し、高い安全性を実現しました。

【出力】AC100Vに加え、USB端子とDC12Vシガーソケット端子を装備した3way電源

【安心のサポート】ご注文日から24ヶ月のサポート(保証)を提供させて頂くサービスです。万が一何か問題や初期不良などがございましたら、お気軽にご連絡ください。全国のJVCケンウッドサービス拠点でサポート。

使ってみた感想

使ってみた感想ですが、「普通に使えた」という至って普通な感想になりました。

電気ポットで運用の実験してみましたが、
水1Lを約15分で沸かすことができて、バッテリーは約18%消費していました。
水500mLの場合、約10分で沸かすことができて、バッテリーは約10%消費していました。

毎回同じになるかは分かりませんし、バッテリー表示も確実かも分かりませんが、バッテリーの消費量と水の量も比例しているように見えますし、ザックリですがこんな感じであっているのではないでしょうか。
このように湯沸かしも出来ますし、節約するのであればガスで湯沸かしし、お湯を保温するだけなのであれば電気消費を抑えつつ、他のところに十分に回せそうです。

使って思ったのは、この手のポータブル電源は ソーラーパネルとの組み合わせで運用するのが良さそうです。100Wのソーラーパネルだと単純計算で晴天時に2日(8時間×2日)で満充電になりそうです。

組み合わせるソーラーパネルは?

私はソーラーパネル欲しいけどまだ買っていませんので、どんなものが良さそうか下調べしてみました。Jackery純正のソーラーパネルだと100Wで3.5万ほどです。ちょっと高いですね。

ソーラーパネルを選ぶポイントは、本体の入力が「12V-24V DC96W」という点を考慮してあげると良いと思います。
このポータブル電源は基本的にDC96W以上は受け入れられませんので、大きすぎる電源を接続して供給しても熱になるだけです。例えば、120Wのパネルを曇天で使い発電量96Wとかの使い方ならOKですが、晴天で発電量が120W出たとしても本体の入力制限で96Wしか充電に使われません。

その点を考慮すればいろいろなポータブルソーラーパネルが売っていますので選び放題です(もちろん屋根に付ける様な板タイプでも大丈夫です)。

もう、少しお安いのをお求めであればこういった半額ぐらいの物もあります。デザインも全く違いますし、どれを選ぶかというのはお財布と信頼性とデザインとの相談になると思います。

ポータブルソーラーパネルで注意するべきは、パネルではなく「コントローラー」です。

ソーラーパネルで発電した電気を昇圧したりして出力しますが、このコントローラーがポンコツだと安定しなかったり発熱してシャットダウンしてしまったりで使い物になりません。安いものを買う場合はしっかりとレビューを見て購入することをおすすめします。

取扱説明書

例のごとく、取扱説明書を載せておきます。(こういう備忘録が意外と役に立つんですよね)

最後に

この手のバッテリーやソーラーパネルは、災害時にも使えるという点からも物欲が刺激されます。安いパネルを複数枚買って曇天時の発電量稼ぎに使うというのもいいアイデアだなと皮算用してしまいます。
冷静になって自分に合った使い方が出来るものを購入できることを祈っています。

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