モバイルバッテリー大好き人間なのですが、まさかまさかの買って1年のリチウムイオンのモバイルバッテリーが膨張してきました。。。
リチウム系の電池は空気に触れると発火したり、最悪の場合、使用中・充電中に爆発するので普通に恐ろしいんですよね。。。
膨張の原因
考えられるバッテリー膨張の原因ですが、次のように列記してみました。
- 満充電で半年ほど放置したから
- 充放電回数が多かったから
- ソーラーパネル付きで充放電のサイクルが複雑だったから
- 使用中・充電中のバッテリー温度が高かったから
- 完全放電と満充電を繰り返していたから
- バッテリーモジュールがポンコツだったから
ざっと書きましたが、普通の使い方をしていたのに。。。という方、基本的に使用中(充電中)の電池の温度が高かった事が原因であることが多いです。リチウムイオン電池というのは10~30℃ぐらいが最もパフォーマンスや安定性に優れるので、これを超えると性能が著しく低下する、もしくはバッテリーが膨張する原因になります。
モバイルバッテリーの処分方法
パンパンに膨れてしまったバッテリーですが、リチウムイオン二次電池はリサイクルすることで、次の製品に生まれ変わることが出来ます。また、可燃ごみや不燃ごみとしてゴミに出してしまうと爆発や発火による火災の原因にもなりますのでは、これは避けましょう。
①ビックカメラに持ち込み
個人的にはビックカメラに持っていくのがオススメです(近くにお店があれば)。
「小型充電式電池リサイクルBOX」と書かれた黄色いボックスがありますので、そこに完全に放電させて、端子を絶縁した状態でそっと優しく入れるようにしましょう。店員さんに一声かけた方がいい場合もあります。
②役所のリサイクルボックスに持ち込み
自治体としてもリサイクル活動の一環として、市役所や区役所にも小型充電式電池リサイクルBOXが設置していることが多いです。
かなり費用が掛かっているのか、回収BOXの設置が廃止になるところもあるようで、不安な方は役所に直接問い合わせしてしまうのが良いかもしれません。
③リネットでPCと一緒に宅配【不要PCがあれば一番オススメ】
こちらは出向く必要なしというタイプの物です。怪しげに思うかと思いますが、不要なPCを一緒に入れることで回収が無料になるパターンもあります。私も1度使いましたが、箱にさえ入れておけば集荷もしてくれるので、あまりにも簡単で驚きました。
リネットジャパンという会社が行っているもので、小型の電子機器類を入れて送るとリサイクルしていれるというサービス。きちんと国(環境省・経済産業省)から「小型家電リサイクル法」の認定事業者も認定を受けているようです。
PCの基盤の貴金属類を回収するので、壊れていてもOKというのも良いですね。しかも、PCが入っていればモニター類も入れてもOKという有難いサービスです。(余分なPCは何台かあるので、モニターも買い替えしたかったんで良い口実になりそう。。。)
ちなみにNGなものもあり、よく家電量販店でもリサイクル料が取られる
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
- 乾電池
- 石油・灯油を利用したストーブ
は回収の対象外になっています。PC関係だったら基本的に捨てられると思ってよいと思います。
最後に
モバイルバッテリーって便利なんですが、いざ捨てる廃棄の段階になると「あれ・・・?どうするんだっけ?」となってしまうものですよね。そのまま不燃ごみ、可燃ごみに捨てると火災や爆発の原因になりますので、絶対に捨てずリサイクルBOXや リネットを使うなど、適切な方法で手放しましょう。
リチウムは、蓄電池でも使用されているので今値段が爆上がりの貴重な資源です。限りある資源を有効活用するために必ずリサイクルしましょう。