これまでキャニスター式の掃除機を使っていましたが、コードを引っ張り出すのが面倒だったり、すぐに使えないので、本腰を入れた週一の掃除のときにしか使えていませんでした。
でも、フローリングのホコリって地味に目立ちますし、小さなホコリでも風と静電気で勝手にまとまって行くので、部屋の片隅に大きなホコリの塊が落ちていたりして、いかにも掃除していません…となってしまいます。
フローリングワイパーでサッと拭けばきれいにはなりますが、ワイパーのヘッドで集めただけなので、風が吹けば飛び散るという事故につながることもありますし、固形物を拾った日にはフローリングが傷つく可能性もあります。そこで、スティッククリーナーが欲しいな~と半年ぐらい思い続けていたところに突然のDysonが激安で手に入るセールに遭遇し、買ってしまいました。
Dyson V11 SV15FF スティッククリーナー Fluffy Origin
買ったのはこちらのDyson V11(SV15FF)です。品番がややこしかったりしますが、シリーズ名はV11です。
V11はこれまでなかった液晶ディスプレイを搭載し、選択中の吸引モードや残りの運転時間など稼働状況がリアルタイムに表示されのが特徴です。掃除中にバッテリーがいつ切れるかが分かるので、突然のバッテリー切れという心配をすることなく、バッテリー残量や掃除場所に応じて手元で最適な吸引モードを選択でき、より効率的に掃除をすることが可能になった機種です。
しかも、このディスプレイはフィルター洗浄が必要になった時は通知が表示され、洗浄方法が確認できたり、異物の詰まりを知らせて、その取り除き方も表示してくれるという素晴らしい機能も付いています。
さらに、新しい「ダイソン デジタルモーター V11」を開発が搭載されており、ディフューザーも改善されているのだとか。一応、定量的には前モデルの「V10」に比べ吸引力が25%アップし、運転音が11%静かになっているらしい。ちなみにデジタルモーターとは一般的には「ブラシレスDCモーター」と言われるものです。名前で凄い!となりますが、モーター的にはありふれたもので、ダイソンの技術としてはファンやモーターの制御を工夫しているということになります。
バッテリーも容量の大きいリチウムイオンバッテリー(高密度7セルタイプ)らしく、最長60分間(エコモード+モーターヘッド以外仕様)の運転が可能になっています。モーターヘッドを使うと40分ぐらいでした。
Dysonがオススメするポイント
Dysonが謳うV11のセールスポイントは下記の通りです。良さそうに見えますね。
- 最長60分の運転時間
安定したパワー供給により、パワフルで変わらない吸引力を実現します。
*モーター駆動ではない付属ツールを、エコモードで使用した場合の最長運転時間
→これ結構需要です。モータ駆動のローラーを使うと40分です。 - Dyson Hyperdymiumモーター
- 液晶ディスプレイ。リアルタイムな表示で掃除をコントロール。
運転状況をリアルタイムに表示。現在の吸引モードやバッテリー残り時間を表示し、フィルターメンテナンス通知や異物の詰まりもお知らせされる。 - 音響工学による静音設計。性能を向上しながら、運転音を低減。
3段階ディフューザーは、モーターから出る空気の流れを真っ直ぐに整え、吸引力を高めるとともに気流の乱れを低減します。吸音材が振動を吸収する一方、ポストモーターフィルターと音響バッフルが音量をさらに抑えます。
→まあ、過去機と比較すると高音寄りの音になっています。 - 大きなゴミと小さなゴミを同時に取り除きます。
ナイロンフェルトで覆われた全幅サイズのローラーが大きなゴミを捕らえ、静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除きます。 - 部屋の空気よりも、きれいな空気を排出します。
捕集力の高い製品設計により、0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%捕らえます。
ASTM F1977-04に基づく試験結果。試験は強モードで実施。 - 衛生的で簡単なゴミ捨て
ゴミやホコリに触れずに、衛生的なゴミ捨てが可能です。 - パワフルに、さまざまな場所を掃除できます。
人間工学に基づいてバランスよく手に収まるように設計されています。高い場所も掃除でき、ハンディークリーナーに切り替えて車内や階段、ソファや布団の掃除など、1台でさまざまな用途に使用できます。
まあ、家電量販店で一度持って使ってみるのが一番早くて一番わかりやすいと思います。
スペック詳細
今回買ったDyson V11のスペックはこちら。
商品名 | SV15FF スティッククリーナー V11 Fluffy Origin [サイクロン式 /コードレス] |
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型番 | SV15FF |
メーカー | ダイソン Dyson |
商品コード | 8610339 |
メーカー希望小売価格 | オープン価格(ダイソン公式でSV14FFが69800円) |
色 | ニッケル/アイアン/ブルー |
メーカー保証年数 | 2年 |
本体サイズ (幅×高さ×奥行)mm |
250×246×1134 |
本体重量 | 2.76㎏ |
集じん方式 | サイクロン式 |
集じん容量 | 0.54L |
コードレス | コードレス |
充電時間 | 約3.5時間 |
充電使用時間 | 最長60分 |
ブラシタイプ | パワーブラシ |
付属品 |
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買ったもの
Dyson V11
Dysonってこんな箱で販売してるんだ。。。という感じ。結構大きいですね。箱の中身もキツキツではないけれど、効率も考えつつ詰められチエルという印象。さらに付属品の多いAbsoluteなども同じ箱サイズなのかな???
ほどよく何となく詰まっている感じですね。ちょっともう少し梱包の箱が小さくてもいいのでは?と思うのは、Absoluteも対応した箱だからでしょうか。取り出したところ、こんな感じです。一番の嬉しい誤算は、収納ブラケットにセットするとACアダプタにも接続されるということ。立てかけスタンドがあるということは、ドックになってないのでは?と思って覚悟していましたが、これで無事にクリーナースタンドを購入して夢の立てかけ生活が送れます笑。
スティッククリーナースタンド
収納用ブラケットがイマイチ理解できていなくてただの壁掛け用かと思ったら充電できるようにもなっているので良かった笑。純正のスタンドは結構高いので、市販のスタンドを購入しました^^
これしっかりしているのに安めで、塗装も重量もしっかりしているので結構オススメです。
めっちゃ鉄腕DASHが見切れていますが、こんな感じです。設置場所は今のところ、テレビの横にでもしようかなって思っています。大きさ的には、幅20cm×奥行30cmといった具合でしょうか。あまりスペースも取らないので良い感じです。ちょっと気に入っていないのが、ボルトの端とナットが露出して、色が目立つこと。せっかく、良い色なのだからゴムカバーとかつけてくれるといいのになって思います。一番心配だったグラつきも、台座側からもボルトで止めて、さらに側面もL字でボルト止めなので、かなりしっかりしており多少のグラつきはありますが安心して大丈夫な程度です。
個人的な感想
そんな感じで、開封~設置までは順調に行え、数日間運転をしてみての個人的な感想です。
キャニスター式から乗り換えて感じたメリット
- スタンドさえ買えばコードを出さずにパッと使い始められる
- 本体が無いので、後ろでガンガンぶつからない
掃除機をかけることに対する「手軽さ」を求めていた私からすると、これは圧倒的なメリットに感じます。
キャニスター式から乗り換えて感じたデメリット
- 手元が重たい(慣れるまで使いづらい)
→さらにモーターヘッドもやや重たいので、まだ気になります。 - スイッチを押し続けるのが面倒くさい
→慣れると大丈夫そうです。Amazonにもアイデアグッズが売っていました。
- ごみ捨て時が大変
→私はハウスダストアレルギーなので神経質になっていますが、誰も粉っぽいホコリなんて吸いたくないでしょうし、これは結構どうするべきなのか困るデメリットです。まあ、どの掃除機でもいえることですが、Dysonの場合、「パカッ」と勢いよく開くのが問題なんですよね。いかにも欧米って感じの設計です。
よく言われるけど気にならないデメリット
- 運転時間の短さ
→ローラーヘッド+エコモードで40分運転できるなら十分でした。 - モーターの駆動音
→ダイソンは高音よりの駆動音ですが、掃除機ですので静かなわけがないと思っているので気になりませんでした。
私流ゴミ捨ての方法
ごみ捨てについては、ハウスダストのアレルギー持ちの私としては方法をかなり悩みました。私なりのごみの捨て方のコツや気を付けることメモ程度ですが書き残しておきます。
- 袋に水を少し入れておく(理由:すぐにホコリが湿るように)
- クリアビンを袋にしっかりと入れ、ゆっくりと蓋を開ける
→手を軽く添えておくのが良いかもしれません
- こまめに捨てずにある程度のホコリ量になってから捨てる
→ホコリのタイプに依りますが、大きめのホコリが多い場合はまとめた方が飛び散りにくそう - クリアビンを下した状態で露出する金属メッシュのところは濡らしたティッシュで軽く拭く
(注意点:モーターが近いのでビショビショにしないこと) - 細かなホコリはあきらめる
(大掃除の時に水拭きしましょう)
粉上のホコリは、皮膚やダニなどの死骸ですのでアレルゲンです。吸い続けるとアレルギーを発症しますので、クリアビンを掃除するときはマスクをし、周囲に子供や動物がいないようにしましょう。また、ベランダで掃除する時は、ご近所(の洗濯物等)への飛散も配慮しましょう。
最後に
両親にチラッと話したら、そんな高いの買って。。。と言われました。実家では日立のスティッククリーナーなので、安いのでも2万後半、強力なので3~4万なので、おなじような価格帯だと思いますが、Dysonというブランドで高いという印象が強いのでしょうね。このあたりは欧米のブランド戦略はしたたかだなと思う次第です。
ちなみに私が結構こだわっている、掃除機の掃除(主にごみ捨て)に関しては、もう7年以上前のモデルになりますが、日立のごみダッシュ搭載型が傑作だと思います。ティッシュ挟んでおくと、ティッシュの上にごみが溜まるので、ごみ捨てがめちゃくちゃ楽なんです。
私のキャニスター式掃除機はパワーブーストサイクロンのカッコいい形状の奴でもう販売されていませんが、同じゴミ捨て機構が付いたものがまだ販売されているようです。お世辞にもカッコいいなんて言えませんが、これも掃除機の掃除がしやすそうでやっぱりいいな。。。