エアコンを使っているとどうしてもカビやホコリくさい臭いが出てきます。。。今回はそんな不快なにおいを2種類の方法を使って臭いの予防をしたいと思います。
ちなみに我が家の車は新車なので、もともとニオイはしませんでしたので、今ある臭いへの対策は甘いかもしれません。今ある臭いにはエバポレーターの洗浄しかないかと。。。しかも、ガッツリカビだと掃除は難しいとかなんとか。。。
オゾン発生器
ますはこれです。スーパーオゾナイザー（ただの激安オゾン発生器）です。
シガーソケットを1個占有しますが、500円は激安です。
青色のLEDが点灯して、見た目も綺麗でいい感じです。ただ、オゾン臭が少ないなと思い、電極をよく見てみると曲っている・・・。
真っすぐにしてみるとｼﾞｰｯという音がしてオゾン臭がしてきました。これはしっかりとしたオゾンで消臭には効果ありそうです。ただ、失敗したなと思った点はハイブリッド車に装着する場合、無声放電のノイズを考慮しないといけない点。停車中や低速走行中はエンジン音がありませんので、ｼﾞｰｯという無声放電のノイズは耳障りなのです。
結局、常時ＯＮにはせず、匂いが気になるときや他人を載せて消毒しておきたい時などに限って使用しています。
米びつ用わさび
さて、こちらが本命。米びつ番長です。
わさび成分を放出して米に湧く虫やカビなどを予防するものをカーエアコンに流用します。ディーラーなどでよくおすすめされるわさびデェールの代用品と思うと分かりやすいかもしれません。
わさびデェールは1600円に対して、米びつ番長は350円のコスト。年に3回交換したとして1000円ほどですので、コスパは良いです。
アルミ製のパウチに入っていますが、開けるとツーンとしたわさび臭い。わさびの辛み成分はアリルイソチオシアネートという物質らしいですが、効きそうな感じがしますね。
Try1：フィルターに直接セット
これはフィルターをグッと押し込めば問題なく入れることはできるものの、走行中の振動やエアコンの風で外れることが想定されるのでNGでした。また、よく考えれば、写真は安価なフィルターですが、Boshの高級フィルターを使った場合、わざわざわさび成分を吸着するすることになるので、ますますNGですね。
Try2：ファン付近に設置
今回は、これで一応OKとしました。フィルターの下流型にあること、ファンに巻き込まれないように固定が出来ることなどの条件を満たせています。唯一不満なのは、クリップの持ち手が出ている事。知らない人に作業させてしまうと奥に落とされる可能性が否定できません。
もう少し工夫すればクリップの頭が出ないようになりましたが、写真を撮り忘れました。。。
最後に
実はこの取り組みは約半年前に実施しました。わさび成分は1年間有効とのことでしたが、車のエアコン系に取り付けする場合は、空気の流れもあり、また気温も高くなることから3～6か月程度が限界かと思います。Amazonのレビューを見ると2か月ほどでダメだったという話もありましたが、米びつという密閉かつ室内の環境で1年機能する製品なので、車の置かれる気温や使用頻度によるのかもしれませんね。
効果自体はかなりあるようで、エアコンの臭いは完全に抑えられています。フィルターの劣化とわさびの効果低下によっては、匂いが出るのでその前に交換したいところですが、どのぐらい持つかは車の使用状況などにも因ると思うので非常に難しいところ。
また、無いとは思いますが、わさびの成分（アリルイソチオシアネート）により樹脂が劣化（ふやけたり、変色したり）しないかもやや不安なところです。あの樹脂ってきっとABSですよね。大丈夫だと思いますが、、、
