寒くなってきたので、職場で温かい飲み物をたくさん飲むようになりましたが、
コーヒーの飲みすぎで調子が少し悪くなったりし始めたので、
カフェインレスのコーヒーを飲んで様子を見ようと思い調べてみました。
さて、ネットでそこそこ良い評判の4個のコーヒーを比べてみました。
- クライス カフェインレスコーヒー
- コーヒー ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス
- Starbucks Via Decaf House Blend
- UCC おいしいカフェインレスコーヒー
私なりの順位です。一番は「クライス カフェインレスコーヒー(濃い目で入れる)」でした。
私の味覚では、少し濃い目に入れるのが重要でした。
下記には簡単な感想を記載しています。
クライス カフェインレスコーヒー
産地:ブラジル・コスタリカ・タンザニア
加工国:ドイツ
豆:アラビカ豆100%
カフェイン:99.7%カット(超臨界二酸化炭素)
クライスのカフェインレス。
酸味と苦味が少ないので、すっきりしたコーヒーに思いました。
濃い目に入れることで、苦みと酸味も良い感じに感じるようになります。
また、冷えると酸味が目立ちます。酸味が苦手な方は温めて飲みましょう。
苦味が苦手な人にはちょうど良いかと思います。
ただ、苦味は思ったよりも少ないので、物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、
香りもよくコクもあり、カフェインレスのコーヒーとしては十分に楽しめるかと思います!
私は濃い目に入れて飲んでいます。
価格帯が独特で、激安のところと高いところに分かれています。
オススメはアカチャンホンポです。ネット、店頭含めて市場安かったです。
●安い
アカチャンホンポ:100g
●高い
Amazon:クライス カフェインカットのおいしいコーヒー 100g
Amazon:クライス カフェインレスコーヒー 50g
イオン・ダイエーなどスーパー
コーヒー ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス
産地:コロンビア、エルサルバドルなど
加工国:日本
豆:不明
カフェイン:97%カット(自然の水だけを使う独自の製法)
一番入手性がよさそうで、期待していましたが、2位です。
最初、ドイツ製のネスカフェ カフェインレスを飲みましたが、そちらも美味しく同じような味でした。
最後に粉が残りますが、その影響かは不明ですが、風味が普通のコーヒーに非常に近いと感じました。
ネスカフェが「挽き豆包み製法」という独自の方法で作られたカフェインレスコーヒーです。
生まれ変わったネスカフェゴールドブレンドカフェインレスは、ネスカフェ独自の画期的製法「挽き豆包み製法」。
コーヒー豆を微粉砕し、その豆の粒とネスカフェ独自の抽出液を混ぜ合わせ、ソリュブルコーヒーの粉の中に閉じ込めました。
上述のとおり、豆を微粉砕しているので、飲み終わった後、カップの底にコーヒーの粒が少しだけ残ります。
粉残らない方がうれしいのですが、まあ、仕方ないですね。
ネスカフェは詰め替え用も売っているのが特徴で、瓶のゴミが少なくて良いですね。
紙製のパックなので、詰め替え後はすぐにポイできます。
Starbucks Via Decaf House Blend
産地:ブラジル、コスタリカ
加工国:アメリカ
豆:
カフェイン:二酸化炭素抽出法
スターバックス ヴィア ディカフェ ハウスブレンドは香りやコク、酸味などすべてのバランスがよいカフェインレスコーヒー。
スターバックス創業当時からのハウスブレンドの味わいを楽しめる一品です。
苦味の強いコーヒーだと感じましたが、苦すぎず、酸味も比較的少なめでバランスが良く美味しかったです。
こちらは圧倒的に店頭で買うのがおすすめです。
ちなみにスティックタイプ(2.1g×10本) ¥1,000で売っています。
UCC おいしいカフェインレスコーヒー
産地:ブラジル
豆:アラビカ豆100%
カフェイン:97%カット
内容量:45g
UCCのノカフェインレスコーヒー。
苦味が少ないと感じました。
すっきりした味なので、味が薄いと感じるかもしれません。
そう感じる方は少し濃い目に作ってみたりして飲むことをおすすめします。
価格が高い&入手性が悪いので除外したもの
職場で日常的に飲むために購入するので、価格が高いものや入手性が悪いものは除外しました。
マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー
産地:パプアニューギニア、ペルー、メキシコ
加工国:ドイツ
豆:高地有機栽培のアラビカ豆
カフェイン:97%カット
美味しいという声は聞こえますが、
意識高い系のデカフェのイメージですね。
入手してみて飲んでみてもよいかなと思っていますが、、、、
カフェダイレクト インスタントコーヒー デカフェ
産地:ペルー・ニカラグア産
豆:アラビカ種(豆は英国土壌協会のオーガニック認証を取得)
カフェイン:99%(カフェイン含有量を平均0.042%まで低減)
味に一切の妥協をせずにカフェインをカットしたカフェインレスのインスタントコーヒー。
丁寧にデカフェ加工を施されたオーガニックのアラビカ種のみを使い、
リッチで本格的なフレーバー、そしてシルクのような口当たりに仕上げました。
こちらも意識高い系。
認証豆、、、果たして素人がわかるのか。。。という疑問も多少ありますが、
プロが美味しいと言っているので、美味しいのでしょう。
デカフェとは
カフェイン含有量何%以下か
ヨーロッパでは、デカフェに一定の規格が設けられており、
カフェイン含有量がコーヒー豆の場合:0.2%以下、
インスタントコーヒーの場合:0.3%以下
の飲食物に「デカフェ」という名称を使うことができるようです。
カフェイン含有量について日本国内の業界基準等はなく、
流通しているほとんどの商品がヨーロッパの基準で販売されいるようです。
どんな方法でカフェインを除去するか
おもに2種類
スイスウォータープロセス
1941年にスイスで開発された、水に浸してカフェインを抽出する方法です。
豆を抽出したのち、カフェインを取り除き次の工程に移します。
豆の場合、もう一度豆にカフェインを抜いたコーヒーのエッセンスを戻し、
インスタントの場合、そのまま粉末化します。
液体二酸化炭素抽出法
高圧で特殊な状態(超臨界流体)の二酸化炭素の浸し、
カフェインを溶かしださせ除去する方法です。
超臨界流体になった二酸化炭素は溶解力が強く、カフェインなどの有機物をよく溶かします。
飲料のコーヒーは、水溶性の物質から構成されているので、カフェインだけが取り除かれるようになっています。
●超臨界流体とは
気体、液体、固体と同じような物質の状態のことで、ある温度、ある圧力以上でその状態になります。
二酸化炭素の場合、31℃、7.38 MPa(72.8気圧)で超臨界流体になります。
特徴として、気体と液体の区別がつかない状態といわれ、気体の拡散性と、液体の溶解性を持つ状態の物質の形態です。
常圧に戻すと気体の二酸化炭素に戻るため、溶ける物質を除去するできます。
化学やっている人じゃない限り、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、、、
この超臨界流体を使っての工程は食品への安全性が高いため、最近は良く使用されています。
(ニオイの抑えられたニンニクフレークなどなど)
最後に
昔はカフェインレスなんて気にしてなかったですが、調べてみるとたくさんあるのですね。
競争が盛んになりもっといろいろな味、製法のものが出てくるとうれしいですね。
カフェインの取りすぎは、頭痛にもよくないので、
職場で飲むコーヒーは50%以上はカフェインレスにしていこうと思います。
よく考えてみると片頭痛になり始めたのもコーヒーをたくさん飲むようになってからかも。。。