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抹茶のカロリーが高いのはなぜか?

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ダイエットしていると食べ物や飲み物の摂取カロリーが気になりますよね。
お茶だとヘルシーだし、カロリー少な目だから、と思って抹茶入りのものを気にせず飲み食いしていると
予想以上にカロリーを摂取しているなんてことがありえます。

抹茶は100 gあたり324.1 kcalもあるんです。
黒糖が354 kcal/100gなので、かなり高く感じますよね。

抹茶のカロリーが高い理由について調べてみました。

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抹茶の総カロリーと三大栄養素

まず、基本中の基本、総カロリーと3大栄養素ですが、下記のとおりです。

100gあたりエネルギー(カロリー):324kcal

成分
100あたりの含有量
100あたりのカロリー
タンパク質
30.6g
122.4kcal
脂質
5.3g
47.7kcal
炭水化物
38.5g
154kcal

これを見て、おや??と思いませんか?
「炭水化物」と「たんぱく質」が多いんです。

これには抹茶の作り方が関係しています。

 

抹茶の作り方

抹茶の原料は、お茶の樹の一種である「碾茶(てん茶)」です。
(花粉症予防に効果的とも言われる中国茶の「甜茶」ではありません)

抹茶に使うお茶の葉は通常の煎茶などとお茶の樹の種類もですが、作り方も異なります。

  1. お茶の葉を採る作業、摘採の20日以上から日光を遮断した状態でお茶の木、葉を成長させる。
    日光が遮断されることで、柔らかな葉(ある意味、ひ弱な葉)に育ちます。
  2. 育った葉を摘み取る。
  3. 茶葉を蒸した後、揉まずに乾燥させる。(煎茶の工程では揉みます)
  4. 乾燥後に空気の力で枝や葉脈を取り除く
  5. 湿度や温度を管理した状態で、石臼等ですり潰す。
  6. 粉状になったところで完成

このように、お茶の葉の粉であることが、一番の特徴です。

お茶の葉をそのまますりつぶして粉末にしている関係上、食物繊維が多くこれによって炭水化物は多くなります。
当然、糖質は含まれますが、大半が消化のできない非水溶性食物繊維なので、吸収されず便として排出されます。
よって、炭水化物はあまり気にする必要はありません。

また、たんぱく質については、葉をすり潰すことで葉の構成成分が含まれているので、多くなっています。

このように抹茶はダイエット的には、たんぱく質と食物繊維が多いため、有用な食べ物です。
また、食物繊維による糖や脂肪の吸収が抑えられることも期待できます。
ある程度、炭水化物(糖質)が多くても抹茶を飲んでおくことで吸収を抑えることが期待できます。

 

ただし、抹茶と組み合わせられる食べ物が高カロリーだと意味はありませんが。。。
(抹茶アイスなど。。。)

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