JCBゴールドを愛用しているのですが、
どうもJCBゴールドカードの生カード(情報の入っていないカード)の仕様と供給者?が変わったようです。
どうでも良い情報ですが、気が付いてしまったので、ちょこっと書いてみました。
きっかけ
きっかけですが、多用しすぎか、財布や保管状況が悪いのか、
ICチップが認識不良になる現象が発生しています。
2年で2回なので、1年に1回新しいカードになっています。。。
私の場合、カビ?さび?のような腐食が発生しており、一度これが発生するととまりません。。。
徐々に侵食され、ある日、ICエラーで支払いが出来なくなります。
このように腐食し、ICエラーになってしまって交換を申請して
新しく届いたカードと古いカードを見比べてみると・・・という内容です。
新旧カードの変化点
ICカードのチップが変わっている
すると、今までのカードからICチップの回路の模様が変わってしまいました。
正直、普通のカードって感じのICチップです。
個人的には前のICチップのフェイスがスタイリッシュで好きでした。。。
今回のはいかにも安いという感じで、残念でなりません。
製造業者が変わった??
おそらくですが、製造業者が変わりました。
- 旧:1612TH
- 新:1708DH
これも、おそらくですが、最初の数字4桁は製造年月で、アルファベットが場所だと思うのですが、
Tが凸版印刷(TOPPAN)
Dが大日本印刷(DNP)と推測しています。
家族カードもDで来たのでおそらく今のタイミングだとDのカードが来るのだと思います。
購買の関係で変更になるのでしょうね。供給安定のための2社購買はよくあることですもんね。
その他(色味の変化)
その影響か、色味も若干異なり新しい方が深い色になっています。
微妙な変化ですね。
カードフェイスのデザインは同じでも色は変わるもんですね。
もしくは製造上の違いで色のばらつきが出るのでしょうか。
ICチップ不良の原因
ちなみに一般的に言われているICチップ不良の原因ですが、
- 汚れが付着し、それによって腐食する
→収納する財布の汚れが移る
→カードを取り扱う時にICチップを触ってしまうことによるの皮脂などの汚れ
→店舗のICカードリーダーが汚い - 接触するところが摩耗する
- ハズレのカード(不良品)
といったところです。
支払い時にエラーが出るのは主に「腐食」によってICチップが機能しなくなる事が大半だと思います。
ICチップの主な材料は、銅ですが、腐食しやすい素材なので、表面には金メッキが施されています。
「ICチップは錆びない」という情報が飛び交っていますが、普通に「錆びます」(正確に言うと腐食ですが、、、)
何らかの理由で金メッキに傷がついたり加工不良だったりすると、下地の銅が露出してしまい、腐食が始まります。
銅の反応性の高さは、新品の10円玉と使われている10円玉見比べれば一目瞭然です。
また、めっきしているので錆びないのでは?と言う意見に対しては、
塗料の塗られた金属は錆びませんが、傷がついて下地が露出すると錆が広がりますよね。
それと同じです。
また、摩耗や不良品というのは、よっぽどの事が無い限り出会わない事象と考えて良いかと思います。
ICチップの腐食対策
このICチップの腐食の対策としては、
- 定期的に軟らかい布で拭く
→汚れがひどく無い場合は必ず乾拭き
→汚れがひどい場合はぬらしてから拭き、しっかり乾かす
→ぬれたまま、汚れがついたまま放置しない - 高温多湿の環境で保管しない
- 財布の汚れを取り除き綺麗な状態にする
利用者としては、定期的に拭くと言うのが正解だと思います。
また、気にせず使い、ICチップの不良になれば交換という手もあります。
この場合、基本的に無料で交換してもらえるはずです。
そのほか、一般的なゴールドカードの利用者であれば、
カードフェイスが傷ついたりしたという理由でもカードは無料で交換してもらえます。
当然、JCBゴールドも無料交換の対象です。
(ただし、利用会社ごとに異なる可能性も。。。)