赤ちゃんへの粉ミルクと作る用に象印の魔法瓶電気ポットを購入しました。
VE電気まほうびん 優湯生 CV-EV22BK
魔法瓶じゃない電気ポットは激安なものもありますが、今回は魔法瓶縛りで探しました。湯温の維持にヒーターをガンガン動かしていると結構電気食いますので、電気代の節約にもなりますので、長い目で見れば元は取れるかな・・・?と。
象印を選んだ理由ですが、我が家の高性能加湿器も象印製なのです。これがなかなか加湿力があるけれど蒸気は熱くなく、掃除も使い勝手が良かったので、これの感謝の気持ちということで象印にしました。
セット内容
セット内容はシンプルで、
- ポット本体
- マグネット式電源コード
- 取扱説明書
操作パネル
給湯ボタンが大きく真ん中にあるので、押しやすいかな・・・?操作パネルは凝ったものではなく、一般的な操作パネルです。
湯量計
湯量計は、ボールが浮いているタイプではなく、斜め線タイプのものです。何も入っていない状態だと、右から左下方向の斜線ですが、お湯が入ると左から右下方向の斜線に変わります。
これの原理としては、ガラスの筒にお湯が入ると屈折率が変わり斜線が反転して見えるのです。ボールが浮いているのより衛生的に見えますが、見えやすさは。。。ボールの方が少し見やすいかもしれませんね。
釜内部
一般的なポットの中ですね。もはや象印なので高性能加湿器と同じです。
ポットの底
ポットなのでクルクルと回転させることができます。これは激安商品には無いかもしれませんが、一般的な仕様だと思います。
動作確認兼ニオイ取り
満水まで水を張り沸騰させて、ポンプを動かしてお湯を半分抜いて湯通し(?)します。新品は臭いのですが、しっかり沸騰させると臭いは取れていい感じになります。
沸騰までの時間ですが、取説には2.2L満水で23分程度とあり、大体そのぐらいで沸いていました。水量が少なくなるともっと早く沸くので急ぎの場合は1.0Lぐらいにするとよいですね。
ミルク作りでお湯の準備の仕方
ミルク作りでお湯の準備の仕方は、何個かあります。
- 電気ポットで沸かして保温
- 湯沸かしケトルで都度沸かす
- やかんで沸かして魔法瓶で保管
- (ウォーターサーバーのお湯)
湯沸かしケトルをお勧めする方が多いと思いますが、私は「電気ポット」を選択しました。
理由としては、「騒音」が少ないことと「火傷」の危険が低く、「手間」が少ないからです。
(ウォーターサーバーは手入れの具合によっては汚い&場所を取るので、この度の評価からは外しました。)
湯沸かしケトルは?
湯沸かしケトルは保温が出来ないので都度沸かすことになりますので、家で使っている方はご存じの通り、ゴーっと結構な音が出ます。また、蓋も簡易的なものが多く、倒れればお湯が漏れます。蒸気も出まくりです。
おそらく赤ちゃんのいる部屋に置くと思いますし、床や低めのテーブルに置く方が多いのではないでしょうか、どうしても音とこぼれて火傷のリスクは無視できませんでした。
もし、湯沸かしケトルで選ぶなら倒れてもこぼれない、蒸気も出ない、こちらのタイガー製 電気ケトル わく子を選ぶと思います。
やかんで魔法瓶保管は?
やかんで魔法瓶保管は結構いい線まで行きましたが、手間を少なくするという点で却下しました。赤ちゃんから目を離す時間は少ない方が安心ですし、赤ちゃんに気にかけている中、火を使って湯沸かししているのを忘れるという失態を犯すリスクもあります(特に我が家では。。。)
この方法は一番コストは安いですね。やかんから魔法瓶に移すので、温度も下がるという利点があります。ただ、面倒なのが難点。。。
電気ポットを選んだ理由
さて、電気ポットを選んだ理由ですが、昔から使われていて安全対策もし尽されている点を評価しました。つまり、ある意味枯れた技術だから仕上がっているということです。
良い点としては下記の通りです。
- 湯温が常に表示されている
- お湯を注ぎやすい(ボタン操作のみ)
- 湯気もカットされる
- 倒れても水はこぼれない
- コードを引っ掛けてもコードは勝手に抜ける
- 保温だけだと電力もごくわずか
湯沸かしケトルややかんで魔法瓶などと違い、現在の湯温がリアルタイムで表示されているのは便利です。
希望の温度まで下げるのに時間が多少かかるかもしれませんが、安全対策をここまで取られているのは採用に値すると私は判断しました。
ケトルをよくご存じの方は、最近は高価格帯の湯沸かしポットで保温設定できるものもあるじゃないか!と思うかもしれませんが、外側まで熱くなり効率が悪いことなどから却下しました。
ちなみにポットの保温設定は、
- 98℃保温
- 80℃保温
- 70℃保温
- まほうびん保温
と4種類選べます。
2.2Lのポットを満タンにして、まほうびん保温をした場合、100℃沸騰の後、
- 2時間後:約88℃
- 4時間後:約78℃
- 6時間後:約70℃
となかなか優秀な保温能力。一般に赤ちゃんのミルク作りに最適な湯温は70℃といわれていますので、逆に6時間後にならないと最適な温度にならないという意味でもありますが。。。これは浄水器の水を入れるか、湯冷まししたものを入れると良いかもしれません。(我が家では冷ましたものを使っています)
一度沸かしておけばすぐに使えますし、ポットは魔法瓶なので効率的に保温も出来ますからいいですよね。
取扱説明書(一部)