【ゾフルーザ体験記】10年振りにインフルエンザに罹患。

10年以上ぶりにインフルエンザに罹患してしまいました。

‐目次‐

経過情報
ゾフルーザ錠　塩野義製薬
1. 副作用
2. タミフル・リレンザ・イナビルとの違い
最後に

経過情報

発症・解熱の定義

まず、発症、解熱の定義ですが、
発熱初日を０日として、翌日を１日目とカウントします。
解熱後は、解熱した日を0日として、翌日を1日目とカウントします。

発症-1日目

朝から喉の違和感から始まり、乾いた咳が出始めました。
アレルギーで喉の違和感が出ることもあり、いつものアレルギーかと考えており、
このときは、まさかインフルエンザなんて思いもよりませんでした。。。

発症0日目

仕事終わりに帰宅してのんびりしていると倦怠感が出てきたので、早めに寝ました（22時頃）。
すると、深夜（2時頃）から急激に発熱し、39℃近く出ました。

発熱後、午前に病院に行きましたが、発症後6時間以上経過していないので、
検査（鼻に棒突っ込むやつ）の確度は高くないとの説明を受けましたが、A型ということが分かりました。

ゾフルーザが処方されました。

1回の服用で完了するというのが画期的ですね。熱にうなされながらも感動しました。
ただ、嘔吐の症状がある場合は、1回分しかないので、
吐いてしまった場合は、再度処方を受ける必要があります。

インフルエンザの検査（迅速検査）

A型インフルエンザの場合は、6～12時間で確度20％程度、
B型インフルエンザの場合は、24時間程度経過しないと確度は高くないようです。

発症1日目、解熱0日目

医師に言われた通り、ゾフルーザ錠を服用した後、翌日朝には解熱しました。
すごい威力です。

ただし、インフルエンザウイルスはいなくなったわけではなく、感染力は維持した状態とのことなので、
人ごみには出ず、ひっそりと過ごしたいと思います。
また、解熱後も咳などは残っており、完全に復帰するにはまだ時間がかかりそうです。

余談ですが、
解熱前に暑くて暑くてたまらず、汗もビッショリかきました。（ついでに頭痛と吐き気も）
発症０日目では汗なんてかかずだったのに抗インフルエンザ薬によって急激に収束するから汗をかくのでしょうか。

起きたときは、熱が下がった！！と調子に乗りそうでしたが、
水分をしっかりとり、胃腸が無事だったので、消化の良いものを食べて過ごしました。
やはり発熱時は粉ポカリが良いですね。薄めで作ってガブガブ飲む。

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ゾフルーザ錠　塩野義製薬

塩野義製薬株式会社が開発したインフルエンザ治療薬。
一般名：バロキサビルマルボキシル
英語名：XOFLUZA
認可：2018年2月
薬価：10mg：1,507.50円（1錠）
20mg：2,394.50円（1錠）（2018/3/15時点）

大人（80kg未満）だと20mgを2錠なので4789円です。
高いと思うか安いと思うかはあなた次第です。。。

海外ではミラクルドラックなんて言われているらしいです。
塩野義の文章を引用すると薬の説明は下記のとおりです。

塩野義製薬株式会社が創製したゾフルーザ錠およびゾフルーザ顆粒は、「A型又はB型インフルエンザウイルス感染症」の効能・効果を有する抗インフルエンザウイルス剤であり、両剤形とも単回経口投与することで、インフルエンザウイルスに特異的な酵素であるキャップ依存性エンドヌクレアーゼ活性を選択的に阻害する新規作用機序を介してウイルスのmRNA合成を阻害し、インフルエンザウイルスの増殖を抑制します。

【特徴】
成人、小児ともに錠剤を1回服用するだけでインフルエンザウイルスの増殖を抑える効果があるとされる。
従来の治療薬はウイルスの増殖は抑えられず、細胞外に出るのを抑える仕組みだったことから、
従来薬では対処できない耐性ウイルスが出現した場合の感染拡大防止にも役立つ可能性があると期待されている。