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【植え替え】アボカド栽培の新しい土壌「セラミス・グラニュー」

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アボカドをセラミスに植え替えしました。それのレポートです。

 

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セラミスグラニューとは

セラミスグラニューとは、粘土を焼いて作られた室内に最適な園芸用の土です。特徴として、多孔質で適量の水を与えると吸収して保水すると性質を持ち、ハイドロカルチャーに最適です。植物は必要なときにセラミスグラニューが含んだ水を必要な分だけ吸収でき、起こりがちな水の与えすぎによる根腐れが防げるという大きなメリットがあります。

植えてみるとこんな感じです。

【アボカド栽培記録】190224 セラミス植え替え↑こちらが水を含む状態のセラミスグラニュー

セラミス乾燥状態、アボカド栽培↑こちらが水を含まない乾燥状態のセラミスグラニュー

 

特徴

  1. 多孔質で水を掛けると吸収し底に溜まらない
    →底に苔が生えたりすることが抑えられます。
  2. 水の保持率が高いので、水やりの回数も少なくて済む
  3. 有機物を含まず、無菌、無臭
    →コバエなどの虫が寄り付きません
  4. 水抜き穴の有無によらずハイドロカルチャーが出来る
    →高い保水率のおかげで穴有りの鉢でも使用できます。
    →また、水が吸収されるので容器の底に水がたまらず衛生的です。
  5. 顆粒土なので、目詰まりせず、酸素の供給もスムーズ
  6. 水やりのタイミングもわかりやすい
    →水が均等に分散するので、表面が乾燥すると白くなると水遣りのサインになります。
  7. 洗って使用しても変質せず、環境にもお財布にも良い

 

産地

セラミスグラニューはドイツの山地ヴェスターヴェルトの粘土から作られます。天然の粘土を800度の高温で焼き、細かく粉砕して成型したものがセラミスグラニューです。出所のしっかりした怪しい原料は使っていませんので、安心して観葉植物に使えます。

 

セラミスのパッケージ

セラミスグラニュー セラミスグラニュードイツ産なので、表記はドイツ語なので、日本向けに使用方法のラベルを貼付してくれています。

セラミスグラニュー使用方法

セラミスグラニュー使用のポイント

水遣りについて

セラミスグラニューで植物を育てるときは底に水をためないことが重要です。
→ハイドロボールを使ったハイドロカルチャーとはこの点がまったく異なります。

容器に水が常にたまっていると、水はけの悪い環境で育てるのと同じなので、高温多湿の環境となり、カビが発生しやすくなりますし、根腐れを引き起こす要因にもなります。
ハイドロボールは、保管環境と水遣りの頻度を調節することで、清潔な環境を保ちますが、セラミスグラニューは、もし、底に穴の開いていない容器に植えていたとしても通常の土と同じように乾いたら水を与えることが大切です。

 

水遣りのタイミングについて

セラミスグラニューで穴の開いていない不透明な容器で、育てている場合、水を底に貯めないので、ハイドロボールを使ったフロート式のインジケーターは使えません。
通常は、セラミスグラニューの色を見て白っぽくなっているのであれば水やりしますが、それで水が足りているか、頻度が適切か不安な場合は、「セラミスインジケーター」という水やり管理用のインジケーターを使うと便利です。
簡単に言うと、フロート式ではなく、水を一定以上含むことで色の変わる棒です。

 

 

肥料について

また、肥料ですが、通常の液肥でも問題ありません。しかし、これもセラミス専用液肥に開発されて販売されていますので、それを使うのも良いと思います。私は、メネデールを使用しています。

その他、ハイポネックス原液6-10-5ハイポネックス ハイグレード観葉植物なども使用できます。

 

 

アボカドの植え替え

植え替えは簡単です。

  1. 丁寧にアボカドを抜く
  2. 丁寧に根っこについた土、ハイドロボールを取り除く
  3. 丁寧に根っこを流水ですすぐ
  4. 丁寧に根っこを観察し、腐っている部分がないか確認する
  5. 丁寧に容器に入れる
  6. 丁寧にセラミスを少しずつ入れる
    この際に、割りばしなどで、ツンツンと突き密に入るように気を付ける
  7. しっかりと水を与える

以上です。繊細な根を扱いますので「丁寧に」というのがキーワードです。
セラミスは洗ってから使うと粉が出ないので、鉢の底が粉っぽくなりません。好き嫌いがあると思いますが、セラミスの細かな粉があると水が底に溜まってしまっているか確認しやすいので私は洗わずにしています。洗ってもセラミスの色の変化で分かるので、どちらでも良いと思います。

 

植え替え実際の様子(アボカド1号)

 

アボカドをセラミスグラニューへ植え替えアボカド1号の根っこはこんな感じでした。どちらかというと、控えめな根っこなのが特徴です。根っこと、幹+葉は同じぐらいの容積なんてよく言いますが、その通りですね。

アボカドをセラミスグラニューへ植え替え色の悪い部分はカットしようと思っていたのですが、どうも、しっかりと生きているようで、色の悪い部分の先からは白い根っこが発生しており、カットしません(できません)でした。

【アボカド栽培記録】190224 セラミス植え替え植え替え完了後はこんな感じです。

 

植え替え実際の様子(アボカド3号)

3号は勢いに任せて植え替えをしました。

【アボカド栽培記録】190224 セラミス植え替え 【アボカド栽培記録】190224 セラミス植え替え実は、この後、変に曲がっている新芽を折ってしまうという大失態を犯してしまいました。。。通常、新芽は柔らかく柔軟性があるのですが、どういう理由か硬くなっていたので、ポキッとなってしまったものと考えられます。

どこから次伸びてくるか。。。不安です。(追記:折れた下側の成長点から伸びてきて順調に成長しています。)

 

セラミスインジケーターを導入

そして、セラミスインジケーターを導入しました。やはり初めて使う土なので、感覚が分かりませんでした。。。一度これを導入すると色味と濡れ具合などが分かりますので、次回以降は不要になりそうです。

セラミスインジケーターパッケージはこんな感じです。

 

見た目

セラミスインジケーター1パックに2本入っています。

セラミスインジケーターこの青い部分が濡れることで毛細管現象によって上部に水が吸いあげられ、赤色が青色に変化します。上部の色が変わる部分は、化学変化などが起こっているのではなく、水が有る時と無い時の光の屈折の違いによって色が変わって見えるようになっています。

 

使い方

セラミスインジケーター

青色の時

水は足りています。これ以上水を与えると底に水が溜まる可能性があります。気を付けてください。

赤色の時

水が不足しています。容器の1/4程度水をあげましょう。

 

大きさ感

セラミスインジケーター セラミスインジケーター

意外と大きいです。植えている状態で刺すときは、大きな根を傷めないように気を付ける必要があります。

 

 

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