今回は、2社化学メーカーが含まれています。
化学メーカーは、どの会社も増益傾向にあり、良好な業績を示しています。
配当も良い傾向があるので、積極的に保有しています。
各社の株価情報と書類
イビデン(4062)
名称:イビデン
株式コード:4062
株価:1687円
単元株数:100 株
配当利回:2.07%
1株配当:35.00円
決算期:3月、9月
この会社は、どの分野で稼いでいるかというと、インテル向けICパッケージの販売が主軸となっています。
その他、スマホ用プリント配線板や自動車用黒煙除去装置も大手といった具合です。
自動車用黒煙除去装置とは、DPF(Diesel Particulate Filter)ですね。
2003年頃に八都県市(首都圏1都3県と横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市)で走行する
ディーゼル車に装着が強制されたことが、注目された装置です。
ディーゼル車が発進するときに出る黒煙って最近見かけないと思いませんか?
実はこの装置がついていて、回収しているんです。
それを作っています。
自動車業界はEV化の進行が懸念点にありますが、
貨物車のEV化は最後、もしくは極めて限定的だと思いますので、息は長いと推測しています。
積水化学工業(4204)
名称:積水化学工業
株式コード:4204
株価:1597円
単元株数:100 株
配当利回:2.76%
1株配当:46.00円
決算期:3月、9月
積水化学工業は、私が就職活動をしていた時に個人的に社員から聞いた内情と、
説明会で受けた説明がまったく一致しなかったことがあり、
実は個人的にあまり好きな会社ではありませんが、
当時化学品について調べていて優良企業だなと思ったので、保有しています。
住友化学(4005)
名称:住友化学
株式コード:4005
株価:470円
単元株数:100 株
配当利回:4.68%
1株配当:22.00円
決算期:3月、9月
住友化学は住友化学は住友グループの中核企業で、関西系の企業です。
登記上の本社は東京ですが、実際の機能は大阪本社にあります。
工場、プラントなども西日本寄りに位置しています。
また、日本の化学メーカーの中でも農業化学部門、農業事業を有している点で面白い企業です。
海外進出にも積極的なので、個人的に好んでいる会社です。
最後に
化学メーカーは上位の供給部門に該当するので、強いですね。
すべてではありませんが、コスト転嫁も比較的しっかり行っているイメージがあります。
化学業界はいろいろな会社同士のつながりが見えやすいので、
知ると奥が深くて面白いんですよね。
こんなところに供給してるんだ!なんで供給してるんだろう?なんて見ながら業界を俯瞰すると
勉強にもなったりしますし、次なにがいいかというヒントが得られたりして非常に良いです。