【DIY】HP x360 ENVY 15の分解と改造してWifi6に対応させた話

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家のネットワーク環境の見直しの時期にきています。ドコモ光に乗り換えるかどうか。。。迷うところです。

そして、WiFi機器もそろそろ更新しても良いかなという時期にあります。次更新するならば、私の新しいスマホや妻のPCはWifi6をサポートされていますので、Wifi6には対応させたいところ。そこで、今のメインPCであるHP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxxを改造して、Wifi6に対応させることにしました。

HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx

2019年に購入しましたが、HDDなどの故障などは自分で対応できますし、致命的な故障であればどうせ買い替えという割り切った考えの元、PCを開封しました。デザイン性を重視したPCなので、ネジは隠されていますので、無理に開けないようにしないといけません。

開け方

ねじは

  • 上部ゴム部:4か所(精密プラスねじ1番)
  • 下部ゴム部:2か所(精密プラスねじ1番)
  • 中央下:1か所(トルクスねじ3番)

の合計7か所止まっています。

必ず適切なサイズの精密ドライバーを使ってネジは回しましょう。トルクスタイプのドライバーは家に無い方も多いと思いますので、注意が必要です。

HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PA下部ゴム部:2か所(精密プラスねじ1番)

HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PAHP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PA上部ゴム部:4か所(精密プラスねじ1番)

HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PAHP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PA中央下:1か所(トルクスねじ3番) HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PA開け方ですが、縁の隙間にプラスチックのヘラ(ケースオープナー)を入れて開けていきます。無理な力を掛けると割れますので、注意しつつ開けた方が良いです。特に難しいことはなく、軽い力でパコパコパコと外れて基盤が見えてくると思います。金属のヘラを使うと傷が付いてダサくなります。絶対にプラスチックのヘラを使うことをオススメします。

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内部ボードの様子

全体像

このPCってメモリはオンボード疑惑があります。最近は省スペース化の観点からオンボード化しているメーカーがあるようですね。まあ、私の場合、16GB積んでいるので良いのですが、換装を想定している方が居るならばちょっと痛いですね。。。

HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PA

右上

冷却用のファンとヒートシンク、熱伝導用の銅線です。このあたりのどこかにメモリが付いていそうですね。

HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PA

 

右下

LiIONバッテリーですね。取り外しは結構大変そう。。。

HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PA

左下

HDD搭載型ですので、SATAのHDDです。私のPCに乗っているのはSeagate製2.5インチのBarracuda、モデル名:ST1000LM049でした。

Seagateは嫌いな人もいるようですが、私は、3.5インチもSeagate派でしたし、特に不満に思っていません。というか、今までHDDは壊れるものとして扱ってきていますし、幸運なことにHDDが完全に壊れることってないので。。。良く思わない理由がないのです。

HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PA

左上

ネットワークカードとSSD、グラフィックチップ、CPUのエリアですね。載っているネットワークカードはRealtek RTL8822BE (802.11ac PCIe Adapter)です。Wifi acまで、Bluetoothは4.2に対応しています。

HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PA

 

Intel AX200NGW

さて、いよいよ主役のWifi6対応のネットワークカードの換装ですが、購入したのは、Intel製のAX200NGWです。5GHz帯で160MHz利用した場合に理論上で最速2.4Gbpsで通信できます。また、Bluetoothも5.1に対応するようになります。

【DIY】HP x360 ENVY 15をAX200NGWでWifi6に対応させた話【DIY】HP x360 ENVY 15をAX200NGWでWifi6に対応させた話大きさは500円玉程度の小さなカードです。これにWiFi6(ax)への道が詰まっていると考えると少しわくわくします。

価格は2000円程度と意外と安いのです。ノートPCは簡単にパコパコ開けるものではないので、この端子であってるか?などと不安になりますが、調べれば意外と出てくるものです。今回はHP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxxについては、このネットワークカードを購入するでOKということは確実です。

デバイスマネージャからネットワーク関係のデバイス一覧が見れますので、そこから今ついているネットワークカードの品番を探し検索すれば、接続端子が分かります。

 

仕様

選定するうえで重要な仕様

  • スロット:M.2(PCIe)
  • アンテナケーブル:MHF4

基本仕様

  • 製品コレクション インテル® ワイヤレス製品
  • 開発コード名 製品の開発コード名 Cyclone Peak
  • 発売日:Q2’19
  • 重量:2.8g
  • 動作温度範囲:0°C to 80°C
  • 対応オペレーティング・システム:Windows 10, 64-bit*, Linux*, Chrome OS*
  • アンテナ:2×2

ネットワークの仕様

  • TX/RX ストリーム 2×2
  • バンド:2.4Ghz, 5Ghz (160Mhz)
  • 最高速:2.4Gbps
  • Wi-Fi 認定:WiFi 6 (802.11ax)
  • コンプライアンス:FIPS, FISMA
  • Bluetooth のバージョン:5.1
  • 内蔵 Bluetooth:はい

パッケージの仕様

  • ボード・フォーム・ファクター:M.2 2230
  • パッケージサイズ:22mm x 30mm x 2.4mm
  • システム・インターフェイス・タイプ Wi-Fi(PCIe)

高度なテクノロジー

  • MU-MIMO:はい
  • インテル® vPro™ テクノロジーサポート:はい
  • OFDMA (Orthogonal Frequency Division Multiple Access: 直交周波数分割多元接続方式):はい

 

ドライバ入手元

AX200のドライバは通常PCに準備されているものではありませんので、下記のURLから「IT 管理者向けインテル® PROSet/Wireless ソフトウェアとドライバー」の中の「WiFi_21.110.1_Driver64_Win10.zip」などを選び、ZIPファイル形式のものを解凍して交換するPCに保存しておくことをお勧めします。

https://downloadcenter.intel.com/ja/product/189347/intel-wi-fi-6-ax200

換装後、ドライバのダウンロードを忘れた場合、ENVYは有線ポートはありませんので、再度昔のネットワークカードを挿してダウンロードする、もしくは他のPCやスマホからダウンロードして換装したPCに読み込ませる必要があります。

換装方法

換装の手順は下記の通りです。差し替えが非常に簡単なのでドライバのインストールが少し手間に感じますね。

  1. ネットワークカードに繋がっているケーブル2本を外す
    このケーブルは電波受信用のアンテナで、コネクタはパチンと止まっているだけなので指先で軽くつまんで真上に引き上げ抜きます。小さいので、ピンセットなどを用いてもよいですが、斜めに引き抜こうとしたり、コードを引っ張って抜こうとしないようにしましょう。
    また、この際にネットワークカードやケーブルに番号が振られていると思いますので、どちらが何番だったか覚えておきましょう。【DIY】HP x360 ENVY 15をAX200NGWでWifi6に対応させた話
  2. ネジを外す
    ネットワークカードなどは、ネジ一本で止まっており、ネジが緩むと端子部を起点に上に跳ね上がるように起き上がります。(ネジで端子部を基盤と密着させているため)
    HP ENVY x360 Convertible 15-cp0xxx 6CE56PA
  3. 新しいネットワークカードを端子に差し込み、基盤に押し付けながらネジを止める
  4. ケーブルを2本繋ぐ
    ネットワークカードに記載の番号とケーブルの番号が一致するようにします。今回の場合、ケーブルにシールが貼られていましたが、片方はM、片方は①でした。ネットワークカードには①と②のしるしがありますので、①にはケーブルの①を、②にはMを挿します。
  5. PCを起動し、ドライバをインストールして動作確認(蓋はまだ閉めないことをオススメ)
    まずは、デバイスマネージャを開き、デバイス一覧を確認します。すると不明なデバイスにネットワークアダプタともう一つ謎のアダプタがいると思います。ネットワークアダプタのドライバをインストールします。ネットにはつながりませんので、USBやドライブの中に保存しているフォルダを指定してドライバをインストールしましょう。
  6. WiFi動作確認でネットアクセスを確認したのち、オンラインからBluetoothのドライバを読み込ませてインストールしましょう。

蓋は最後に閉めることをオススメします。なぜかというと、ネットワークカードに挿すケーブルの端子があまりにも小さいので接続が上手くいっていない場合などは見た目で判断することは難しいからです。マイナートラブルで開けなおしなんて考えたくないですよね。

OSをクリーンインストールした場合は、ネットワークドライバが無くて困るという未来が見えて少し憂鬱になりますが、まあWiFi6に対応のため必要な犠牲と考えておこうと思います。

 

新旧の比較

【DIY】HP x360 ENVY 15をAX200NGWでWifi6に対応させた話

右が新しく付けたAX200NGW、左がRealtek RTL8822BEです。基盤の形状は同じですが、よく見ると端子の数が違いますね。将来的な技術変更を想定して多めに準備されているようなので、新しいネットワークカードはその分の端子は省略したのでしょうか。

 

最後に

こんなに簡単にWiFi6に対応できるなんて!!と思い飛びつきましたが、実に簡単でした。

ノートPCの開封はHDDの交換とメモリ増設ぐらいしか行ってきませんでしたが、各ユニットがパッケージ化されているので、換装は非常に簡単です。ただ、端子のバリエーションが増しているので、どの端子かが不安材料ですね。

今回、1個不思議なことがあったのですが、HDDの設置場所近傍に謎の磁石が設置されていました。ネオジム磁石のような金属光沢のあるシルバーの強力なものです。あまり見かけたことがないので、なんだろうなと不思議に思っています。なにか情報があればぜひ教えてください。

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Posted by kei_kichy