こちらの記事でアボカドの黒い斑点は、オゾンが原因か?と書いていました。
が、炭疽病でした。
最悪の場合、使用しようと購入したものでしたが、早速使うことになりました。
考えられる病気
考えられる病気としては、下記のとおりです。
- 炭疽病
- 褐斑病(原因:糸状菌)
- オゾン(光化学スモッグ)による障害
病気の場合、上の二つに共通すること。。。
「カビ」です。
カビによる病気の感染の形態
カビによる病気の広がり方ですが、
- 葉っぱ同士が触れ合う
- 病気で落下した葉、葉の破片が付着する
- ホコリやごみなどで付着する
- 雨などで、地面(土)に触れていた水が跳ね返り付着する
カビ由来の病気なので、胞子で広がります。
自然界にはたくさんのカビ胞子にあふれていますが、土壌と病気になった葉などに特に多いです。
つまり、これらと接触を避けることが一番重要になります。
そして、感染した個体があった場合、周辺にも汚染された葉っぱなどがあるかもしれませんので、
念のため散布しておくことをお勧めします。
汚染された葉っぱなどを触った手の洗浄も念入りにするようにしましょう。
GFベンレート水和剤
今回は0.5gを10袋の5gパッケージを購入しました。
推奨の濃度は、薬剤0.5gに対して水1Lなので、家庭で使うには十分な量です。
住友化学かと思っていましたが、住友化学園芸って会社なのですね。
住友化学の株も購入していますので、売り上げにも貢献しました。
薬のやり方
- 水でうすめて散布
基本的に説明書のとおり与えればよいですが、与え方として大きく分けて3種類あります。
散布:噴霧器やスプレーで吹きかける。
かん注:薄めたものを水遣りのように土にかける。
浸漬:薄めたものの中にタネや球根を浸す。
今回の薬剤については、散布ですので、スプレーなどに入れて吹き付けてやると良いです。
また、土壌についても汚染されているかもしれませんので、しっかり濡れるまで与えた方が良さそうです。
適用病害と使用方法
詳細な使用方法は下記のような説明書が添付されています。
かなり細かく書かれており、参考になります。
ただし、アボカドはありません。
注意点
処理や使用上の注意が記載されています。
当然、これは薬品なので、
- 「手袋、マスク」などの防護措置は必ずする。
- 家庭だとペットボトルなどで作って保管が便利ですが、誤飲しないように分かりやすくする。
- 小さいお子さんが居る環境では手の届かないところで管理する。
といった基本的なことは必ずしましょう。
使用方法
濃度についても記載されていて便利ですね。
何も考えなくても作れる。。。素晴らしい配慮です。
他の薬品との併用する際の注意点も記載されています。
併用する際は、ここも参考になるのでよく見ておきます。