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アボカドくん2号が枯れた原因

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アボカド2号が枯れた。。。と書きましたが、あれだけ元気だったのに急に。。。という感じですが、
その要因は、原因は植え替えと移動時のストレスが重なったことでしょうか。

アボカド2号ゲルポリマーへ植え替え

これまでのどのアボカドよりも根も茎も太く、しっかりしていました。
ただ、日照不足か新芽が白かったのが気になりましたが、大丈夫だろうと思いゲルボールに植え替えました。。。

以下に反省も踏まえて記載します。。。

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元気だった当時のアボカド2号

アボカド2号ゲルポリマーへ植え替え アボカド2号ゲルポリマーへ植え替え

 

ゲルボールへ植え替え

アボカド2号ゲルポリマーへ植え替え

アボカド2号ゲルポリマーへ植え替え

短期的な用途にと思っていたので、ダイソーのゲルポリマーを使いました。
栄養剤入りというのも良いような悪いような。。。ですね。
ちなみに同じようなもので栄養入っていないものはアマゾンでも買えます。(検索ワード:「水耕栽培 ゲル」)

そして、一般的にこの手のゲルのものの主成分はポリアクリル酸ナトリウムです。

 

ポリアクリル酸ナトリウムとは

紙おむつや生理用品などに使用されている吸水性高分子(通称SAP)と呼ばれるものです。
自重の数百~数千倍の重さの水を保持できるものです。
水を保持する能力は極めて高いので、砂漠の緑化などに使われていますね。(生分解性はありませんが。。。)

構造は分子式[-CH2-CH(CO2Na)-]nであらわされるもので、架橋するような形でネットワーク化しています。
(ジャングルジムのような形状をイメージするとよいでしょうか)

吸水性ポリマーがなぜ吸水するのかという化学的な話をすると、
ポリマー構造内にナトリウムカルボン酸塩を含むので水入ることで塩がイオン化しますが、
ポリマーの骨格に固定されているカルボキシル基同士の電気的な反発により骨格が広がる方向に力が働き、
それによって毛細管現象を起こし水を骨格内にため込みます。
ちなみに強塩基-弱酸の塩なので、別の強酸を掛けるとポリマーの弱酸の遊離が起こり、構造が崩れ水が出てきます。
よって廃棄時には乾燥させる手法と、圧縮して水を抜く手法、構造が壊す手法があります。

さて、話がそれましたが、

ゲルボール使用時の反省点

ゲルボールで水耕栽培できるかという点

こちらは意外と盲点でした。
植物の個性に合わせて調節しないとだめですね。
アボカドの場合、呼吸が出来なくなり根腐れで枯れたものと推察しています。

ゲルボールは常に水を保持しており、水がなくなるとその分、体積が減ります。
つまり根が露出してくるので、やばいと思って水を与えてしまいます。
すると底の方の根は常に水に接触していることになり、空気と接触しない状態が続きます。
今回は、それによって根腐れしたと考えています。

 

ゲルボールの水やり頻度が難しい点

樹脂が水を保持しているので、容器の中の水を新しく交換するも難しいため、
水の入れ替えが鉢からの蒸発、植物からの蒸散以外しかありません。
それによって同じ水がたまり続け、水質が悪化したのも一因だと考えています。

アボカド2号ゲルポリマーへ植え替えこの程度であれば良いですが、もっと入れるとジワっと水がしみだしてきて底にたまります。
これも良くないですね。
慣れてないものを取り急ぎ使うのはやめようと思います。。。

 

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